フラッシュメモリ搭載「iPod shuffle」レビュー。

2005/01/12 15:51 Written by コ○助

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日本時間の午前2時頃からスタートした基調講演の終盤、午前4時も近くなり眠気に襲われていた頃に「iPod shuffle」は発表されたなりが、眠い目が一気に覚めるような刺激的な製品だったなりよね。22グラムという予想以上の軽さと、512MBモデルが10,980円、1GBモデルでも16,980円という価格は、なかなか破壊的なものがあるなり。

すでにアップルストアだけではなく、各小売店でも予約を受け付けており、今週末から順次出荷されるなりが、ITmediaに早速レビュー記事が掲載されているなりよ。HDDを搭載した「iPod」や「iPod mini」とはまた違った使い勝手だと思われる「iPod shuffle」、気になるなりよね。

「(パッケージは)文庫本ほどの厚みしかない」
「本体を手にしてみると、予想はしていたものの、想像以上の小ささと軽さにこれまた驚く。これまで小さいと思っていたiPod Miniが大きく感じられてしまう」
「液晶は搭載されていないが、各ボタンの操作を行うと中央ボタンの上に埋め込まれたLEDが緑色もしくはオレンジ色に発光する」
「本製品を差し込むと自動的にiTunesのオートフィルが起動し、ライブラリに収められている曲がランダムに転送される」
「ライブラリ内の曲をランダムに転送する以外にも、iTunesの左柱にあるプレイリストを選択して転送することも可能だ」

「iPod shuffle」はその名前の通り、曲のランダム再生がキモの製品。スティーブ・ジョブスCEOが「同じ再生を二度としないという新しい体験をもたらしてくれる」と語っていたように、曲の転送の段階から、パソコン内の楽曲ファイルをランダムで勝手に転送する仕組みを備えているなりね。転送された楽曲ファイルは、「iPod shuffle」で聞く時にはさらにランダムに再生されるため、「同じ再生を二度としない」という体験を楽しむことができるわけなり。

もちろん、シャッフルなんて嫌だ、という人はプレイリストを自分で作成しておけば、それを「iPod shuffle」で楽しむことも可能。なので、シャッフル機能は前面に押し出されていても、普通のMP3プレーヤーと同じ使い勝手で利用することができるなりね。

ネットの評判では液晶が搭載されていないことに対して賛否が分かれている感じ。「液晶が無い=曲名が分からない」のは困る! というのが否定派。「液晶が無い=価格が安い」から英断だ! というのが肯定派。まあどちらの言い分も正しいなりよね(笑)。

コ○助的な感覚で言うと、曲名や再生順序にこだわるのはあくまでも本当に音楽が好きだったり、この手の製品が好きな人であって、アップル・コンピュータがこれから取り込もうとしているライトユーザーには、これくらいの割り切りがあっても良いのかな、という気はしているなり。実際、コ○助もこれまでシリコンオーディオプレーヤーや「iPod」を利用してきているなりが、液晶はあれば便利なものの、一曲再生するごとに見るようなものでもないし、無くてもさほど不便は感じないのかな、と。

むしろ、液晶を無くしたことで価格はもちろん、バッテリ駆動時間が長くなることやデザインがスッキリすることに対するメリットのほうが大きいと思ったなりね。まあここら辺は実際に使ってみたら「やっぱ液晶無いとダメかも」と感じる人もいるとは思うので、一概に良し悪しは論じられないなりが、こういうアプローチもアリなんだ、という点に気が付かせてくれるアップル・コンピュータは、やはり「さすが」なりよね。

まあ価格も安いことだし、皆さんもじっくりレビューや製品情報を見ながら、購入を検討して下さいませ。

iPod shuffle 512MBモデル
・最大12時間連続再生
・重さ22g
・縦83.8mm×横24.9mm×厚さ8.5mm
・USBコネクタ内蔵
・Windows/Mac両対応
・価格は10,980円(Amazon.co.jpならさらに1,000円分ギフト券還元

iPod shuffle 1GBモデル
・最大12時間連続再生
・重さ22g
・縦83.8mm×横24.9mm×厚さ8.5mm
・USBコネクタ内蔵
・Windows/Mac両対応
・価格は16,980円(Amazon.co.jpならさらに1,500円分ギフト券還元

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