紅白歌合戦のつまらなかったシーン、第1位は?

2005/01/07 12:31 Written by コ○助

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昨年の紅白歌合戦、コ○助も見てしまったのでついつい関連の話題が多くなってしまうなりが、現在発売中の週刊文春に視聴者1,000人に紅白歌合戦の「面白かったシーン」と「つまらなかったシーン」を問うたアンケートの結果が出ていたなり。過去最低の視聴率を記録してしまった昨年の紅白歌合戦だけに、「面白かったシーン」よりも「つまらなかったシーン」のほうが気になるなりよね。

まずは簡単に、面白かった&つまらなかったシーンとして上げられた上位5シーンずつを列挙してみると。

・面白かったシーン
1位 249票 マツケンサンバ
2位 171票 特になし
3位 64票 波田陽区と青木さやか
4位 31票 氣志團
5位 24票 平井堅

・つまらなかったシーン
1位 79票 旗上げゲーム
2位 68票 演歌全般
3位 67票 特になし
4位 54票 小林幸子
5位 51票 応援合戦(MC含む)

この結果を見る限りでは、かなり調査対象が若い人といった印象。まあどの世代層にアンケートを行ったのかが記述されていないので参考程度というのを前提に話を進めていくなりね。

面白かったシーンの1位に輝いたマツケンサンバは(正式な曲名はマツケンサンバII)、白組の歌手別視聴率の1位だったことからも、昨年の紅白歌合戦を象徴するシーンだったなりよね。週刊文春には芸能記者の話として「唯一、あの時(=マツケンサンバのとき)だけは、楽屋ロビーにいた報道陣、関係者、スタッフから拍手が鳴り響きました」とのコメントを引用しており、会場でも相当盛り上がっていた様子を伝えているなり。このシーンだけは、コ○助の家では、家族も食い入るように見ていたので、世間的にも期待通りのパフォーマンスに満足した人も多いのではないかと。

面白かったシーンの3位に入った波田陽区と青木さやかは、波田陽区の「紅、白どっちが勝とうが興味ありませんから〜」というネタは、なかなかドキッとさせられるもので、見ていて思わず「面白い」と思ってしまったなり(笑)。NHK側には内緒でリハーサルとは違うネタを披露したようなりが、まあ波田陽区の「らしさ」が出ていて良かったなりよ。

一方のつまらなかったシーン。旗上げゲームは前日のリハーサルの時点で、和田アキ子が「幼稚園のテストみたい。考えた人はよほど疲れていたんでしょう。民放だったらとてもできないですよ」と激怒、北島三郎も「NHKだからしようがないよ」と呆れていたものなりが、これはコ○助も酷いなぁ、と思いながら見ていたなり。だいたい、何がしたいのかがサッパリ分からない企画だったなりね(笑)。まあそこら辺にも、凋落していく紅白歌合戦の一端を見ているようで、もの悲しさが漂っているような気がしたなり。

今年の紅白歌合戦まで、もう一年を切っているわけなりが、今年はどんな仕掛けが待っているなりかね。旗上げゲームのような時間の無駄とも思える企画を排除して、もっと面白い企画を詰め込めば、紅白歌合戦が再生する余地はまだまだあると思うなりよ。外部からでも優秀な演出家を起用して、改革を断行する……といったことはできないものなりかねぇ。あれだけの歌手が揃っていて、あれだけの放送時間があるのに、なんだかもったいない話なり。

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