年金や地方税のコンビニでの高額納付、原則廃止へ。

2005/01/05 13:34 Written by コ○助

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なかなか営業時間に銀行や郵便局に行くことができない夜型生活者にとって、国民年金や国民健康保険の保険料、地方税などの納付がいつでもできるコンビニは大変便利なもの。コ○助もこれらの料金の納付はコンビニを利用しているなりが、何か月分かまとめ払いするとその金額は10万円を超えることもざらなりね。コンビニで10万円以上のお金を支払うのは、なんだかドキドキするものなりが、こうした高額納付に関するトラブルが結構起きているというなりよ。

特にトラブルが起こりやすいのは、国民年金や国民健康保険などの納付書1年分の綴りをコンビニに持ち込んで来た場合。なんでも不慣れなアルバイト店員がバーコードを読み取る支払期を間違えたり、受領印を押し過ぎたりする事故が多発しているというなり。事故によって発生した損害はコンビニ側が負担しており、1枚当たりの金額が高額なため、バカにならないレベルになっているのだとか。そのため、主要コンビニ14社がこうした1年分綴りの納付受付をやめる方針を打ち出したなりね。

また、最近はコンビニ強盗も増加しているため、コンビニのレジに大金を保管しておく状態を避けたい意向もあり、これまで99万9,999円だった取り扱い金の上限も30万円以下に引き下げられることになったようなり。国民年金と、国民健康保険と、地方税と……と、すべての納付書をまとめて払おうとしたら軽く30万円は超えてしまうなりが、まあ毎月に分けてキッチリと納付しなさい、ということなりね。

こうしたコンビニ側の意向に対し、社会保険庁や地方自治体は「納付書をバラにすると、どこまで払ったか分からなくなり利用者に不便」などと当惑しているようなりが、最終的にはコンビニ側の意向をくみ入れることになりそうだというなり。高額納付や1年分綴りの納付受付廃止は、納付する側にしても利便性が下がるのは確かなりが、コンビニで完全に支払いができなくなるのは困るので、ある程度はコンビニと社会保険庁や地方自治体の間で歩み寄りは必要なことなりか。

国民年金や国民健康保険がコンビニで支払えるようになってからまだ1年も経っていないので、今まで見えなかったいろいろな問題点がこれからも出てくると思うなり。社会保険庁や地方自治体としては増え続ける未納者対策としてコンビニでの納付受付をスタートさせたなりが、単純にいつでもどこでも納付できる環境が整備されたことによって、ある程度の効果は出ているはず。お役所側も協力しながら、コンビニ側も事故を防止して、この便利な環境を維持していって欲しいなりね。

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