「iPod mini」の仕掛け人はライブドアの「創業者」。

2004/12/27 16:39 Written by コ○助

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かわいらしい5色展開、そしてファッションとの組み合わせでオシャレなイメージを打ち出し、爆発的なヒットとなった「iPod mini」。コ○助の周囲にも、これまでこの手の製品に興味の無かったような人が次々と「iPod mini」ユーザーになっているなりが、そんな「iPod mini」を仕掛けたと言われているのがアップル・コンピュータの日本法人代表取締役の前刀禎明氏。無料プロバイダサービスで一躍名を馳せたライブドアを創業(2002年10月に民事再生法を申請→堀江貴文氏率いるオン・ザ・エッヂが買収)し、業界ではやり手と言われる人物なりね。

前刀氏はソニー、ウォルト・ディズニー・ジャパン、AOLジャパンを経てライブドアを創業。一時の無料プロバイダブームに乗ってライブドアの会員数を伸ばしたなりが、事業が軌道に乗る前に融資を受けていた米ベンチャーキャピタルへ出資していた米ワールドコムが破綻。やむなく事業継続を断念して民事再生法を申請し、オン・ザ・エッヂに売却することになったなりね。その後、今年4月からアップル・コンピュータに入社、日本のマーケティングのプロとして白羽の矢が立ったというなり。

そんな経歴を持つ前刀氏が、日本での「iPod mini」の売り方として考えたのが、従来の携帯音楽プレーヤーをカバンに入れておくのではなく、「見せて歩く機器」と位置づけること。そしてファッションの一部であることをアピールしたことで、これまであまりこの手の製品に興味を示さなかった層にも訴求することができたなりね。

このアイデアによって生まれたのがウェブサイト「iPod.com」。「iPod mini」と服装とのコーディネート例を紹介したところ、スティーブ・ジョブズCEOが高く評価。そのコンセプトが世界中で採用されることになったというなり。つまりは、爆発的なヒットの仕掛け人ということなりね。

アップル・コンピュータの社長というと、原田永幸氏(現日本マクドナルドホールディングス代表取締役CEO)が名物社長として長年日本におけるMacの展開に尽力してきたなりが、前刀氏もなかなか個性的な人物のようなので、これからどのような展開を見せてくれるのか、楽しみにしたいなりね。「iPod」や「iPod mini」の人気だけでなく、Mac本体の普及にも本腰を入れて、シェア拡大を目指して欲しいものなり。

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