映画「スウィングガールズ」でブレイクした上野樹里インタビュー。

2004/12/26 12:44 Written by コ○助

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それまであまりあか抜けた感じのしなかった女優さんが、ある作品と出会ったことをきっかけに、急にパッと華やかになることが良くあるなりが、映画「スウィングガールズ」に主演した上野樹里もそんな女優の一人。今年4月からTBS系で放送されたドラマ「オレンジデイズ」に出演していたときには、そういう役だったとはいえ表情や全体の雰囲気もかなり地味な印象だったなりが、「スウィングガールズ」ではすべての印象が一変したなりね。映画のヒットも相まって、上野樹里にとっては大きな転機になった作品と言えそうなり。

そんな上野樹里が、「スウィングガールズ」だけでなく、生い立ちなどにも触れたインタビュー記事が夕刊フジに出ていたなり。なかなか興味深い内容だったので、少し見ておくことにするなりね。

「(スウィングガールズは)もう、大いに笑ってやってください、って感じで芝居をしました」
「母が亡くなってから、不思議と(ドラマなどの)オーディションに受かるようになったんですよ」
「いつも大事なシーンとかになると、お母さんが浮かんだり、見ていてくれるような気がします」

上野樹里は三人姉妹の末っ子で、中学一年生のときに母親を病気で亡くしているのだとか。その後は「家族一人ひとりが、自分のポジションをしっかり生きようとするようになりました」と、死を前向きに捉えて成長してきたようなり。よく「スウィングガールズ」での上野樹里が素の上野樹里に近いという話を耳にするなりが、底抜けに明るいだけでなく、しっかりと背負うものを背負って生きているといった感じなりか。

「スウィングガールズ」が成功を収めたから、ということもあるとは思うなりが、上野樹里は今や日本映画界の期待の新星と言われることもしばしば。来春には蒼井優と共演するコメディ映画「亀は意外と速く泳ぐ」(三木聡監督)、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督の新作「サマータイムマシン・ブルース」、川原泉原作の人気少女マンガを映画化する「笑う大天使(ミカエル)」(小田一生監督)と、話題作への主演が目白押しなりよ。まだ2004年のうちからこれだけ主演作が決定しているという勢いを考えたら、来年1年間トータルでの出演作はもっともっと増えて行きそうなりね。

本当にあか抜けて可愛らしくなった上野樹里は、これからどんどん活躍していきそうなので、まだ「スウィングガールズ」を未見の人はひとまず観ておいて、来年の上野樹里にぜひともご注目くださいませ。

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