今年のインターネットは「3B」がけん引。

2004/12/21 10:02 Written by コ○助

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年の瀬ということもあって今年を総括する話題が多いなりが、インターネット調査会社のネットレイティングスが、サイト利用者数の動向などから割り出した2004年のネット利用行動の特徴をまとめたなり。それによると、今年のインターネットは「Blog」「ブロードバンドドラマ」「ベースボール」の「3B」がけん引した一年で、各分野のサイト利用者数が著しく伸びたことが数字として表れたなりね。

ブログは大手のプロバイダのほかにも、相次いで新規事業者が参入して、大きな賑わいを見せたなりよね。まさに百花繚乱状態。これまでブログではなく、普通にHTMLの手打ちで更新されていたようなサイトも次々とブログ化していって、大きな流れになっているなぁ、という感じはヒシヒシと伝わってきているなり。

特にニュースサイト界隈ではブログベースにしたサイトが増えて来たこともあって、Narinari.comも読者の方から「ブログ化しないんですか?」という問い合わせをいただくこともあるなりが、恐らく今後も九割九分九厘九毛の確率でブログにはしないと思うので悪しからず。誰でも簡単に扱える技術という意味ではブログの普及は素晴らしいと思うなりが、独自のシステムで問題なく稼働しているNarinari.comに、ブログのスタイルを無理に押しはめる必要もないかな、と。とかくシステム的にも、デザイン的にも画一的になりがちなブログとは違った味のあるサイトがあっても良いじゃないなりか(笑)。

ブロードバンドドラマも、確かに「増えたなぁ」という実感があるなりね。実際に見たことがあるか、と言われれば、コ○助は片手で数えるほどしか見たことは無いなりが、これまでテレビでしか見られなかったような過去のドラマや海外のドラマが、見たい時に見られるというのは素晴らしいなりよね。昔、漠然と思い描いていたブロードバンドの世界が、見事に具現化されてきた感じなり。中でも、今年はテレビで放送されないような韓国ドラマがネットで人気を集めていたなりが、韓国ドラマそのものだけではなく、関連情報を伝えるサイトや韓国の俳優の公式ページなども人気を集めたなりね。

ベースボールは、球界再編のゴタゴタが一般紙やスポーツ紙、テレビなどで連日報道されたことで、これまでネットに関心が無かったような層を振り向かせるのに一役買ったように思うなり。パソコンに触れたことが無いような、コ○助の祖父母ですらライブドアや楽天を見事に認知しているなりからね。これまでライブドアや楽天のサイトを見たことがなかったような人が「ちょっと見てみようかな」という気になったのは想像に難くないなり。

変化のスピードの速いインターネット業界。来年は今年とは全く違う何かが業界をけん引することになると思うなりが、どんなものが現れるなりかねぇ。ブログはかつての無料ホームページブームの頃のように、しばらくはブームが続きそうなりが、収益的に苦しいところや、サイトの更新に飽きてしまう人がたくさん出てきそう。そういう意味では、来年はブログ界隈に何らかの変化が起きないと、年間通じて業界をけん引するのは難しいかもしれないなりね。ブロードバンド絡みのコンテンツは、今年以上に話題になることは多そうなりね。

来年のインターネット業界はどんな感じになるなりかね。個人的にはアップル・コンピュータが来年にもスタートさせると噂されている「iTuneミュージックストア」が本当にサービスインしたら、音楽配信が爆発的に普及する一年になると思うなりが、どうなりか。さらに新しい技術が出てくるかもしれないし、どんな一年になるか今から楽しみなりね。

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