メジャー目指す藪恵壹投手、巨人と楽天の誘いを断る。

2004/12/18 08:52 Written by コ○助

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阪神から、かねてからの「夢」だったというメジャー移籍を目指し、FA権を行使した藪投手。「もう阪神には戻らない」と不退転の決意を持ってメジャー挑戦に賭けているなりが、そんな藪投手に巨人と楽天がオファーを出していたことが明らかとなったなり。ただし、藪投手は「ありがたいお話」としながらも、「メジャー1本しか考えていません」とこれを固辞。メジャーからの正式オファーを待ち続けているなりね。

藪投手に近い関係者が明かしたところによると、巨人が「堀内監督が先発で期待している。うちにきてみないか」と打診したものの、メジャーへの意思が固いため、すでに断りを入れたというなり。確かに、巨人は迫力ある打線を持ちながら、投手陣はピリッとしないので、日本で実績のある藪投手獲得に動くのは分からなくは無いなり。先発投手陣はどう考えても手薄なりからねぇ。

藪投手にとっても、あの打線がバックに付いていたら、きっとこれまで以上に活躍できそうなのは確か。持っている球が一級品なのは、誰もが認める投手なりからね。巨人に移籍したら古巣の阪神にとっても脅威になりそうなりが、メジャーしか考えていないということなので、まあとりあえずは一安心なりか。

今年はメジャーを目指す日本人選手の動きが鈍いこともあって、藪投手もあまり近況が伝わってこないなりが、最近のメジャーの藪投手への関心はどの程度なのかを簡単に見ておくと。今月に入ってから藪投手獲得に興味を持っていると報道されたのはパドレス、フィリーズ、ダイヤモンドバックス、エンゼルス、ドジャース、インディアンスなどなど。結構人気はあるようなりよ。

まだいずれも正式オファーには至っていないなりが、特にエンゼルスのマイク・ソーシア監督が藪投手をお気に入りのようで、「制球が良く、緩急で揺さぶることができるタイプ」と高く評価していることから、移籍先の筆頭候補と見られているなりね。まあリップサービスの可能性はあるなりが、一応、メジャーからの関心は総じて高いようなり。

交渉期限にはまだ余裕があるとはいえ、例年なら12月にはそろそろ移籍先が決まっても良いはず。ギリギリまで粘った末に、結局「メジャー移籍の夢は叶いませんでした」ということにならぬよう、正式オファーが早く届くと良いなりねぇ。仮にメジャーからのオファーが全く来なかった場合。そうしたら、再び巨人と楽天が獲得に名乗りを上げるかもしれないなりね。阪神には戻らないと言っているし。交渉の行方がどう展開していくのか、注目しておきたいところなり。

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