来年は花粉の当たり年?

2004/12/14 11:27 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ううう、なんだか読んだだけで目がしょぼしょぼとして、鼻がむずむずする様な話題ですが…。今夏の猛暑の影響で、来年の春は花粉の飛散量が大量増加し、その花粉シーズンも長期化が予想されるのだそうです。へっくしょん!

NPO団体のひとつである専門機関、「花粉情報協会」(大学の研究者などが中心になって運営)によると、来年春の近畿エリアの花粉飛散量は、今年に比べると20−30倍にもなるそうです。日本気象協会が発表した同様の予想では、兵庫県の見田市ではなんと今春と比較して65倍もの花粉が飛び散るかもしれないとか…(汗)。

これらは平成7年度に史上最大を記録した花粉飛散に次ぐ量になるそうで、これは毎年花粉アレルギーに悩まされる方々にはそうとう嬉しくないニュースです。

スギやヒノキなどの花が成長するには、夏の間「長時間の日照と少量の雨」という事が絶好の条件となるのですが、今年の夏はこの2つが見事に重なりました。さらにこれらの植物は、隔年で花粉を飛ばす量が変化するそうで。来年はこのサイクル上、最大値を記録するであろう年。全体的に大量の花粉が飛び回れば、それだけシーズンも長引くであろうと言うのが専門家の見解だそうです。

例年、花粉シーズンの始まりは2月中旬から下旬にかけて。1月の最高気温によって前後するそうです。

これらの情報を受けて、製薬会社では競って鼻炎薬などの抗アレルギー製品を開発発売するとの事。ホームページでウィークリー花粉情報を提供する企業もあるそうで、アレルギーに悩む方は、ぜひ今から対策を立てておいて下さいませ。

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