NTTドコモのシャープ製FOMA端末「SH901iC」レビュー。

2004/12/08 04:53 Written by コ○助

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この冬のFOMA 901iシリーズの先陣を切って市場に投入されたシャープ製の「SH901iC」なりが、同時に発表された901iシリーズ5機種の中では機能面で最も充実した端末として注目されているなりよね。インプレスの調査では、東京の量販店では新規35,490円、機種変更36,540円程度、大阪の量販店では新規25,725円〜、機種変更32,550円〜と、非常に高い価格帯でスタートしているなりが、機能的に見て901iシリーズの最上位機種にあたるので、これくらいの価格になるのは仕方がないなりか。それにしても東京は高いなりよねえ。

そんな「SH901iC」がどのようなスペックの端末だったのかを簡単に振り返っておくと。

・3Dサウンド再生、最大500KBの着モーション&着うた、最大100KBの着信メロディに対応(901iシリーズ共通の仕様)
・メインディスプレイに2.2インチ、262,144色表示のASV液晶ディスプレイ
・回転2軸機構を採用
・「iモードFeliCa」に対応
・オートフォーカス付き202万画素CCDカメラを搭載
・テレビ番組の録画ができる「TVレコーディング機能」搭載
・WordやExcel、PDFなどファイル閲覧が可能な「ドキュメントビューア」搭載
・XMDFフォーマットの電子ブックが読める「電子ブックビューア」搭載
・本体色はカーディナルレッド、メタルシルバー、プラチナホワイトの3色

と、いった具合。機能てんこ盛りといった感じなりが、単体でテレビ番組の録画ができてしまうのは、もはや携帯電話の枠を飛び越えてしまっているなりよね。そこまでの機能が必要なのか、とも思うなりが、動画ビューワとしての使い勝手を期待している人にとっては、嬉しい機能なのではないかと。

ひとつ残念なのは前機種の「SH900i」に比べると液晶のサイズが小さくなってしまったこと(SH900iは2.4インチ)。これは従来のシステム液晶からASV液晶に変更されたことが影響しているなりね。ASV液晶はシャープの液晶テレビ「AQUOS」と同じ技術を用い、広い視野角と高いコントラストを実現した液晶。美しく、使い勝手が向上したASV液晶は、きっと液晶が小さくなったというデメリットを補って余りあるメリットを与えてくれているはずなり。コ○助も実機を見てみたなりが、確かに液晶は相当綺麗なりよ。もともとシャープの端末は液晶の美しさには定評があるなりが、他社端末との差をさらに広げたような印象を受けたなり。

さて、そんな「SH900i」のレビュー記事がインプレスに出ていたなりね。どのような評価が下されているかを簡単に見ておくと。

「シャープでは以前、『ポータブルAVプレーヤー(MT-AV1)』というものを製品化したことがあるが、SH901iCではそれとほぼ同じことを携帯電話単体で行なえるようになっている」
「マルチアクセス・マルチタスク系の機能は、SH900i同様、他社製端末に比べて劣る面もあるので、そこにこだわりがある人は注意しよう」
「正直言って、その使い勝手に不満を覚えることはないのではないか、と言えるほどソフトウェアの完成度は高い」

これから購入を検討している人は、ぜひ参考にして下さいませ。

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