美味しくて、栄養満点の「ゆで落花生」。

2004/12/07 06:58 Written by コ○助

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つい先日、ベストショットに写真を掲載したばかりのゆで落花生。あの柔らかく、甘い落花生は一度食べ始めると止まらない魅力があるので、コ○助はいつもゆで落花生を食べ始めると、皿から無くなるまでひたすらモグモグと食べ続けているなりね(笑)。ベストショットに掲載した時に軽くそんなことにも触れていたので、改めて記事にするつもりは無かったなりが、読売新聞に連載されているイラストと文章で綴る食コラム「こぐれひでこのおいしい画帳」に、「どんな味? ゆで落花生」という話題がちょうど出ていたなりよ。

このコラムはコ○助が好きだったコラム「泉麻人のなぞ食探偵」の後釜としてスタートしたもので、個人的にどんなコラムになるのか楽しみにしているなりが、筆者のこぐれひでこ氏は57年間生きてきてゆで落花生に出会ったことが無いというなりね。これはいけない。読売新聞に食コラムの連載を持つような人が食べたことがないなりから、ひょっとしたら、世の中にはゆで落花生に出会ったことがないという人が多いのかもしれない。こんな美味しいモノを知らずに死ねなんてもったいない! ということで、コ○助はゆで落花生の普及に向けて立ち上がることにしたなりよ(笑)。

まず、簡単に「こぐれひでこのおいしい画帳」で、どのようにゆで落花生について触れているのかを見ておくと。

「『ゆで落花生を食べたことある?』ある日、友人にこう聞かれた。ゆで落花生どころか、私は生の落花生も見たことがない」
「軟らかい落花生なんてイヤ。はじめはそう思った私だったが、彼女の言葉に心が動き、ゆで落花生を食べてみたくなった」

ゆで落花生についてはそれほど深く突っ込んではおらず、後半はなぜか「ピーナッツ豆腐」の話題になっているのでここでは割愛するなりが、「軟らかい落花生なんてイヤ」という反応は、確かに一度もゆで落花生を食べたことがない人の感想としては素直かもしれないなりね。いわゆるピーナッツがグニャグニャとしている……。カリッとした食感が肝のピーナッツが柔らかいなんて、想像しにくそうなりよね。

落花生は、その形状によって名前が異なる食材で、殻が付いているものを「落花生」、渋皮が付いてるものを「南京豆」、渋皮を取ったものを「ピーナッツ」と呼ぶなり。ゆで落花生は、それすなわちゆでた南京豆なので、「南京豆をゆでたもの」と考えればゆで落花生のイメージがしやすいなりか。なんのこっちゃ(笑)。

コ○助がゆで落花生を食べるのは、基本的には居酒屋のメニューにあった場合。自宅で祖父母が落花生の殻を剥いている姿は子どもの頃から見て来たなりが、そういえばそれをゆでて食べたことは無かったなりね。なので、ゆで落花生に出会ったのは、そう昔のことでは無いなり。そこそこ良い居酒屋に行くようになった、ここ数年の話なりね。

なぜ、ゆで落花生はポピュラーではないのか。味は抜群に美味しいなりよ。コ○助はずっと酒のつまみに食べる豆はそら豆が一番、枝豆が二番と決めていたなりが、最近ではすっかりゆで落花生が一番、そら豆が二番に入れ替わってしまったほどなりね。今、これを書きながら食べたくて仕方がないほど、美味しいなり(笑)。

調べてみると、落花生の有名な産地である千葉県などでは、昔からゆで落花生はごくごく一般的な食べ方だったようなり。ただ、落花生は風味や甘さが損なわれやすいデリケートな食材のため、ゆでて食べる場合には掘り起こしてすぐにゆでないと美味しく食べることができなかったのだとか。そのため、まだ輸送法や保存法が確立されていなかった頃には、産地以外では食べることができなかったなりね。なので、全国的にゆで落花生を美味しく食べられるようになったのは、流通網や保存法が発達したここ数年の話のようなりよ。

特に保存法の発達はゆで落花生をグッと身近なものにしてくれたようで、最近は真空パックにしたものや、冷凍モノも出回るようになっているなりね。まだまだほかのゆで豆に比べると流通量は少ないなりが、着実に出荷量は増えているようなりよ。あと数年もすれば、どこのスーパーでも冷凍や真空パックのゆで落花生が手に入る、なんて日が来るかもしれないなりね。

カロリーは高いなりが、たんぱく質やビタミンEが豊富に含まれ、動脈硬化を防ぐのに最適な食材の落花生。ピーナッツも美味しいなりが、機会があれば、ぜひゆで落花生にもチャレンジしてみて下さいなり。ちなみに、日本テレビ系の「おもいっきりテレビ」で落花生の特集をした際にもゆで落花生が紹介され、司会のみのもんたがこれを絶賛していたというエピソードもあるようなり。みのもんたのお墨付きがあれば安心なりね(笑)。

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