「ユーレイ売ります」と米 e-Bay に出品。

2004/12/07 05:18 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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e-Bayと言えば先日Narinari.comでも御紹介した「聖母マリアのグリルド・チーズ(トースト・サンドイッチ)」が記憶に新しいかと思いますが。あのサンドイッチ、結局28,000ドルで落札されたとかで、大いに話題になりましたね。しかしe-Bayに出品される品物ってどんどん多様化しているような気がします。先のサンドイッチがオークションにかけられて、さらに高額で落札された時も驚きましたが、今度はなんとまたまた驚きなグッズが登場しました。なんと「幽霊」…。

インディアナにお住まいのマリー・アンダーソンさん。昨年彼女のお父様が自宅で息を引き取ったそうなんですが、それ以来6歳の息子コリン君がそのおじいちゃんの幽霊を怖がるようになったんだそうです。最初は単に幼い子供の想像だと思っていたマリーさんですが、あまりにもコリン君の怖がり方が激しく、しかも何ヶ月経っても一向に改善されません。とうとうコリン君が次のように訴えた時、彼女もそうとう心配したんだそう。

「おじいちゃんは怖い人だった。この家で死んだんだから、きっとここにまた戻ってくる!」

家の中では、1人でいる事さえ出来なくなった息子を何とか救おうと、マリーさんは考えました。そこでe-Bayにお父さんの幽霊を出品して、落札した人のところまで「引っ越して」もらう事にしたのです。冗談のようですが、マリーさんは本気。お父さんの魂には気の毒だけど、息子の今後の方が心配ですしね。落札した個人は、幽霊を引き取ったらマリーさんとコリン君に手紙を書いて「もうおじいちゃんはこっちに移り住んでいます。とっても仲良くやっていますよ」と手紙を書くのが条件だそうです。

実際このオークションに興味を持って落札値段を書きこんだ人がいるそうで、すでに100ドル近い値段が付けられているとか。うーん、幽霊来ちゃうんですよ?落札されると…。良いのかなぁ。

いかがでしょう。どなたかこのコリン君のおじいちゃんの幽霊、日本まで呼び寄せては?ウォール真木は遠慮しておきますが(笑)。

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