auの日立製作所製WIN端末「W22H」開発者インタビュー。

2004/12/03 07:36 Written by コ○助

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この冬のWIN端末は三洋電機製の「W22SA」、カシオ計算機製の「W21CA」、東芝製の「W21T」、日立製作所製の「W22H」と4機種が発表されたなりが、メディアの扱い方を見ると「W22H」が一番注目されている端末と言えそうなりね。「W21CA」なんかはフルブラウザも搭載されていて面白い端末ではあるなりが、パケット定額制と併用できないあたりが注目度を下げている感じなりか。スペック的には本当なら一番注目されても良い端末なだけに惜しいなりねぇ。ほかの端末はこれといって尖った特徴があるわけでは無いし、そういう意味ではau初のスライドスタイル端末ということで見た目にもインパクトがある「W22H」注目されるのは、当然のことかもしれないなり。

これまでauの中にあって比較的地味な印象のあった日立製作所製の端末なりが、「W22H」は派手なりよね。思い切ったデザインの採用が功を奏しているなりが、この端末を開発したカシオ日立モバイルコミュニケーションズと日立製作所の開発者に対するインタビュー記事がインプレスに出ているなりよ。

「(大きいとの指摘について)中に多少余裕はあるのですが、その部分についてはデザインとスライド機構を実現するために必要なスペースであったと思っています」
「W22Hのスピーカーは、実は横向きに付けています。この辺りも大きさの要因の一つです」
「今回のスライド式も業界初の形状ではないですが、『スライドアシスト機構』や連動機能を採用し、使いやすさや高い完成度を目指しました」
「(スライド式を今後も採用するかどうかについては)利用シーンや、用途によって変わってくるものと考えていますので、選択肢のひとつと考えています」

それほど目新しい内容があるわけでは無いなりが、どのレビュー記事を見ても「大きい」と指摘されていることについて、どうして大きくなったのかを軽く説明しているなりね。実機で音を聞いてみると、確かに良い音を奏でる端末なので、横向きにスピーカーを付けたというこだわりは正解なのかも。そのために大きさを少々犠牲にしたというのであれば、まあ許容できる理由と言えそうなり。

ソフトウェア的には、カシオ計算機と日立製作所の合弁会社のカシオ日立モバイルコミュニケーションズが制作しているので、両社の良いところ取りといった感じ。ややカシオ計算機寄りのソフトウェアデザインになっているなりが、Flashメニューなどは端末のデザインとボディカラーに合わせてゼロから作ったもののようなので、随所に日立製作所のこだわりは感じられる端末になっているなりね。

これから「W22H」を購入しようかどうか悩んでいる人は、ぜひご一読下さいませ。

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