「ダ・ヴィンチ・コード」映画化、主演はトム・ハンクス。

2004/12/02 04:05 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木の手元に、今一冊の本があるのです。先に日本の実家に帰ったところ、姉の仕事机の上に無造作に置かれたペーパーバック。「ペーパーバック」とは洋書の廉価版のことで、さしずめ日本で言うなら文庫本と言ったところでしょうか。

そのペーパーバックのカバーには、私もアメリカの書店で何度も見かけて知っている、モナリサの顔をあしらったデザインが。そう、昨年アメリカで発表されてから大ヒットしたダン・ブラウン著の「ダ・ヴィンチ・コード」です。しかし姉がこの本を読むはずもなく、何故にこんなものがここにあるんだ?しかも新品ではなく、明らかに読み込まれた古書。本の内容もミステリアス(らしい)ですが、一体全体…?

などと、推理探偵みたいな事を考えていたらですね、おもむろに姉がやって来て

「あ、これ外国人のお客さんが『英語の勉強しなさいね』ってくれたんだけど…。いらないからあげる♪」

ありがとう。ってか英語の勉強しろよ、姉(笑)。

まあ、何はともあれ手に入れた「ダ・ヴィンチ・コード」。前からちょっと興味あったので儲けモノです。セントルイスに帰ってきて時差ボケもそろそろ直ってきた頃だし、読み始めましょうかね…。と、思っていたらタイムリーに飛び込んできたニュースが。

なんと映画「ダ・ヴィンチ・コード」の製作発表があったそうで。米映画大手のコロンビア・ピクチャーズによると2006年の5月に公開を予定しており、主役のロバート・ラングトン、ハーバード大学教授の役はなんとトム・ハンクスが演じるんだそうです。

監督はロン・ハワード、プロデューサーはブライアン・グレイザーと、ハンクスもすで「スプラッシュ」(84年)や「アポロ13」(95年)にてコンビを組んだ人たち。「アポロ13」ですでに頭脳明晰な宇宙飛行士を演じたハンクスですが、今回の役はこれまた超インテリ役。私としては、ハンクスと言えば「フォレスト・ガンプ」や「ビッグ」を代表とする、ピュアな役どころが大好きなんですが。でも著名な大学教授と言う、一見クールな役どころを、彼がどんなキャラクターを演じるのか、興味もありますね。

しかし、公開までまだ一年半あるのか…(涙)。待ちきれないなぁ。

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