フィリップ・トルシエ氏、急転マルセイユの監督に就任か。

2004/11/26 11:08 Written by コ○助

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Jリーグのヴィッセル神戸の監督就任が連日報じされていたトルシエ氏。本人からの具体的なコメントや正式な契約発表はされていなかったなりが、年俸や今後の補強についての情報はいろいろと出ていたなりよね。トルシエ新体制は三木谷マネーを導入してトルシエジャパン時代の「教え子」をかき集めるという、Jリーグ内にプチ日本代表を作る構想まで出ていたなりが、どうやらその雲行きが怪しくなってきたようなりよ。

25日にロイター通信が報じたところによると、トルシエ氏の母国、フランス1部リーグの強豪・マルセイユが、辞任したアニゴ前監督の後任としてトルシエ氏をリストアップ。交渉が進められ、2日以内に正式決定するというなりよ。マルセイユのディウフ・ゼネラルマネジャーも「細部の詰めが残っているが、48時間以内に合意すると確信している」とコメントするなど、なにやらマルセイユの監督に就任する可能性がかなり高い様子なり。

寝耳に水のマルセイユ監督就任報道に対し、交渉を続けてきたヴィッセル神戸は「断りの連絡は受けていない」と関係者がコメントしているなりが、母国のリーグの強豪クラブ監督となれば、トルシエ氏にとってはこの上ない名誉。将来的に狙っているフランス代表監督の座を手にするには欠かすことのできないステップなだけに、実際に交渉が進められているのだとすれば、ヴィッセル神戸のオファーは蹴るような気がしてならないなりねぇ。

過去にも各国に代表監督の売り込みをして、「二股疑惑」をかけられていたこともあるトルシエ氏なので、今回もヴィッセル神戸との交渉の一方で、かなり売り込みをかけていたのかもしれないなりね。ちなみにスポーツニッポンのは、27日にヴィッセル神戸との交渉のために来日する予定だったなりが、これをキャンセル、マルセイユへ向かうことになったと報じているなり。来日もすでにキャンセルされているなりか……。

アテネ五輪代表監督の山本昌邦氏(現ジュビロ磐田監督)に振られ、本命と睨んでいたトルシエ氏にも振られ。迷走するヴィッセル神戸の監督人事。このまま大物監督の招聘に失敗し続けると、ひょっとしたら来年は加藤寛監督がそのまま続投、なんてことになるかもしれないなりね。どうなることやら。

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