チョコレートに咳止め効果?

2004/11/23 13:52 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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コ○助は甘いモノが苦手なんだそうですが、対照的にウォール真木は甘いモノに目が無いのです。もちろん辛いモノも、しょっぱいモノも、すっぱいモノも同様に大好きなのですが、まあその話題はこの際省略するとして(笑)。

甘いモノ系でも特にチョコレートは大好きですねぇ。過去にも何度か書いたのですが、セントルイスには "Bissnger's"と言う本当に美味しい(そして高い!)チョコレート専門店があって、そこの板チョコが大好物なのです。1枚450グラムもあるのでそれこそ2週間がかりとかでちまちまと食べる幸せ…。ウォール真木のダイエットの道を阻む強敵ですな。

ところでチョコレートの原料カカオ豆には以前からいろいろな栄養素が含まれて、体に良い効能があると言われています。有名なのは老化予防の抗酸化物質として知られているポリフェノール。ポリフェノールはこの他にもアレルギーやがんの予防に効果があると言われていますね。またカカオ豆には、鉄や銅と言ったミネラルや食物繊維も多く含まれているそうです。貧血気味の方には糖分の少ないダークチョコレートが鉄分補給に良いそうですよ。

さてこう言った健康的な要素も注目されているチョコレートですが、なんとこの度、またまた新たな医学的発見があったそうで。カカオ豆に含まれるテオブロミンと言う物質は、以前から利尿剤や降圧剤として薬品に使われてきましたが、これに咳止めの効能もあるらしいと判ってきたのです。

イギリスのインペリアル・カレッジの教授が率いる研究チームの発表によると、従来の咳止め薬に使われているコデインという物質の約3倍の効き目がテオブロミンにあるとの事なんです。

さらにテオブロミンには副作用が少ないそうで、この研究がもっと進めばチョコレートから作られた咳止め薬が出来上がるのも時間の問題かもしれませんね。

まあ、ウォール真木としてはチョコレートを食べる口実が増えたので単に嬉しいのですが(笑)。

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