洞口依子が子宮がんを告白。

2004/11/16 12:14 Written by コ○助

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伊丹十三監督や黒沢清監督の映画作品、1990年代前半のテレビドラマで活躍していた女優の洞口依子。最近はあまり目立った活動はしていなかったようなりが、一時は多くのドラマに出演していた名脇役なりよね。目の覚めるような美人というわけでは無く、決して主役を張れるようなインパクトは無いなりが、脇で出演していると存在感を発揮するタイプの女優だと思うなり。

コ○助は洞口依子というと、鈴木保奈美と唐沢寿明が主演していたフジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」が印象深いなり。このドラマは大学ボート部の仲間7人の爽やかな青春物語かと思いきや、物語終盤に会社のお金を使い込んだチョロ(中野英雄)が自殺をしてしまい、皆絶望に暮れてしまうという残酷なストーリー。まあ最後は前向きなかたちで終わるなりが、詳しい内容は直接関係ないのでまた別の機会に譲るとして。

そのチョロが死の直前に洞口依子演じる飯森則子と会話するシーンがあるなりが、この中で「あたしたちってさ、仲間の中じゃ、将棋の歩みたいだって、よく二人でいじけてたよね」というセリフが出てくるなりよ。この言葉、決して派手さの無い洞口依子と中野英雄に絶妙に合った言葉だなぁ、とリアルタイムに放送を見ていた時から思っていたなりね。役柄を超えて、演じている本人にも当てはまるのではないかと勝手に妄想を膨らませていたなり。

再放送で「愛という名のもとに」を何度見ても、その思いは変わらず。でも、それは決して悪い意味ではなく、歩には歩の役回りがあるし、歩がなければ成立しないゲーム(ドラマ)があるわけで、そういう意味では洞口依子は良いポジションに収まってるな、と。コ○助の中で、洞口依子はそういった評価の女優だったなり。

なので、最近は洞口依子が出演するドラマがほとんど無かったので、寂しいと思うこともあったなりよ。最近どうしてるのかなぁ、と思ったら、どうやら大変なことになっていたようで、昨年秋頃から体調が芳しくない状態が続き、年明けに検査をしたところ子宮がんであることが発覚。2月には手術を行い、現在は週に2回ほど通院している状態だというなり。

すでに仕事も再開しており、完治に向けて順調に歩んでいるようなりが、まだ39歳と若いだけに再発の可能性を含めて心配なところ。また元気な姿をドラマや映画で見るためにも、頑張りすぎないよう、頑張って欲しいなりね。しかしこの年代の女性には子宮がん、多いなりねぇ。同年代の方、もちろん若い人も含めて、健康には気を付けて行きたいものなり。

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