東京・五反田に劇団四季の「キャッツ」専用劇場がオープン。

2004/11/11 18:15 Written by コ○助

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日本に初めて「キャッツ」が上陸したのは1983年のこと。コ○助はまだ子どもだったなりが、世の中が「キャッツ」に湧いていたことは、幼心に感じ取っていたように思うなり。小学校の同級生にも「キャッツ」を観に行って感動したという人は何人もいたし、その後何回も再演されるたびにファンを拡大させて来たなりよね。

劇団四季は結成されたのが1953年とかなりの歴史がある劇団なりが、一大ブームを巻き起こすほどの公演を行ったのは、恐らく「キャッツ」が初めてだったのではないかと。それほど、劇団四季にとって「キャッツ」は大きな存在と言えるなりよね。

また、「キャッツ」はもちろん、ほかの作品も含めてミュージカルという分野を日本に根付かせ、本場に行かなくてもブロードウェイミュージカルを観ることができる環境を整えたことは、劇団四季の大きな功績。きっと劇団四季が存在しなければ、日本のミュージカルは依然としてエンターテインメントとして広く一般には受け入れられることは無かったはずなり。とはいえ、まだまだタモリのようなミュージカル嫌いはたくさんいるなりが(笑)。

そんな劇団四季にとって、どの作品よりも意味を持つであろう「キャッツ」の専用劇場「キャッツ・シアター」が、東京・五反田にオープンしたなりよ。建設の段階から何度もニュースになっているのでご存知の人も多いかと思うなりが、11月11日がこけら落としだったなりね。

「キャッツ・シアター」の特徴は中央のステージが円形で、観客席とステージの距離がかなり近いこと。客席数は1,200席とかなり大きな劇場なりが、1階席最後列から舞台までの距離がわずか16メートルと、まるで小劇場のような距離感で観ることができるなりよ。これはすごい。観客席も巻き込んだ演出をすることで有名な「キャッツ」が、さらに観客と一体化できる劇場となっているなりね。

「ぜひ観たい!」という人で、まだチケットを手に入れていない人は、これが結構大変そう。9月18日に販売開始となった前売り券は、翌日の19日には先行販売を含めて約17万8,000枚も売れたというなりよ。現時点でどの程度の空席状況なのかを簡単に確認してみたなりが、どうやら2005年3月までの公演は全席完売。4月以降はまだ余裕が有りそうなりが、えらい先の話なりねぇ。コ○助も観に行きたいなぁ、とのんきに思っていたなりが、のんきな人にはどうやらチケットを手に入れることができないようなり(笑)。

一応、ヤフオクなどには多数チケットが出品されているので、どうしても早く観たい! という人はそちらも利用してみてくださいなり。でも、結構入札されて競っているものが多いので、こちらも倍率高そう……。

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