楽天、三木谷マネーでロジャー・クレメンス投手獲りへ。

2004/11/11 09:30 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


連日のように楽天の補強に関するニュースが出ているなりが、今日は三木谷浩史オーナーがポケットマネーから10億円ほど供出して大物外国人選手を獲得するという話題。その候補として白羽の矢が立ったのが、今オフに引退を決意しているアストロズのロジャー・クレメンス投手だというなり。

現在日米野球のために来日中のクレメンス投手は、42歳とは思えない、相変わらずの豪腕を見せつけているなりよね。これまで「99%引退する」と今年限りでの引退を示唆する発言を繰り返しているなりが、昨年もヤンキースを退団して引退すると発表していたのが急転アストロズで現役続行となっただけに、条件次第では再び考えを変えて現役を続けるという可能性も完全に否定はできないなりか。

ただ、クレメンス投手は9日に最優秀投手に与えられるサイ・ヤング賞を受賞(7度目)しており、仮に来季も現役を続ける意思があるならば、メジャーの各球団が放ってはおかないなりよね。現在所属しているアストロズが、まずは契約延長交渉をするのは当然の流れだとは思うなり。ちなみに、今季の成績は18勝4敗、防御率2.98。まさに恐るべき42歳なりね。

通算で328勝を挙げ、今季もそれだけの活躍を見せたクレメンス投手なりが、年俸は約5億円と意外にリーズナブル。そのため、三木谷オーナー的には「買える」と考えているようなりが、そもそもクレメンス投手が昨年引退を撤回してまでアストロズに移籍したのには、ちゃんとした理由があったなりよ。

それはアストロズが本拠を置くテキサス州のヒューストンが自身の生まれ故郷だったから。シーズン中にも「ヒューストンのファンのために投げられるのは誇りに思う」という趣旨の発言をしているし、そこには「投げるべき理由」が存在しているなりね。なので、楽天が「欲しい」と思ったところで、金銭的な条件だけで日本にやってくるとは到底思えないなりが……。

単なるリップサービスなのか、本気で獲得に向けて熱烈なアタックをするのか。楽天の動向とクレメンス投手の今後の発言にも注目しておきたいところなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.