ドラマ「黒革の手帖」主演の米倉涼子インタビュー。

2004/11/10 14:42 Written by コ○助

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初回放送でいきなり17.4%の高視聴率をマーク、裏のTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の17.0%を上回る大金星を挙げて上々のスタートを切った「黒革の手帖」。新聞、雑誌などで大きく取り上げられ、これまで女優として代表作らしい代表作が無かった米倉涼子にとっても嬉しい滑り出しとなったなりよね。

ところが、「黒革の手帖」はいきなりアクシデントに見舞われるなり。第2回の放送が日本シリーズ第4戦の中継延長のため中止の憂き目にあってしまい、その後は視聴率も下降線。1週間空いて2週間ぶりに放送された第2回は14.9%、続く第3回は13.6%と、いつものテレビ朝日系ドラマとそれほど代わり映えの無い視聴率になってきてしまったなりよ。

「黒革の手帖」を休止してまで延長した野球中継の視聴率は、日本シリーズのナイター中継の過去最低記録を更新する13.0%。まあ日本シリーズの中継はほかの局で引き継いで放送してくれるわけではないし、完全中継になるのは当然の措置ではあったなりが、それならば野球中継のあとの「報道ステーション」を遅らせてでも「黒革の手帖」を放送するという手段もあったはずなり。

たかが1回、されど1回。放送を飛ばしたことで視聴者が離れてしまった「黒革の手帖」が、少し可哀想な気もするなり。初回に高視聴率を記録した直後は続編製作の話も出ていたなりが、このまま視聴率が下がり続けたら、その話もどうなることやら。

さて、そんな「黒革の手帖」の置かれている状況はともかくとして、主演している米倉涼子のインタビュー記事が朝日新聞に出ていたのでご紹介を。

「ねばねばした深い作品。悪人しか登場しない。こんなすごみを果たして出せるのかな、つとまるかなと思いました」
「(代表作のひとつになる予感は? との問いに)あ、そうだと思います」
「でもね、それは松本清張さんのおかげなんです」

物語はまだ中盤戦。「黒革の手帖」は全8回とほかの連続ドラマに比べると話数が少ないなりが、これから視聴率を巻き返していくことができると良いなりね。

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