「1万円のギターからスタート」矢井田瞳インタビュー。

2004/11/07 21:56 Written by コ○助

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デビューしたての頃は「椎名林檎のパクリか?」と言われることもあった矢井田瞳なりが、あれから4年が経過し、今では椎名林檎と双璧、ひょっとすると椎名林檎を超える人気のアーティストに成長したなりよね。好き嫌いはあるにせよ、ドーム公演を満員にするような動員力があることからも、トップアーティストであることを疑う余地ないと思うなり。

矢井田瞳を語る上では有名な話ではあるなりが、何度聞いても関心してしまうのは、ギターを始めたときのエピソード。プロのミュージシャンとして活躍しているような人は、だいたい中学生や高校生の頃から一人、もしくはバンドで練習してきたというパターンだと思うなりが、矢井田瞳がギターを始めたのは関西大学文学部フランス語フランス文学科に入学してからのこと。漠然と大学で音楽をやろうかな、と思っていた程度でプロのミュージシャンを目指していたというわけでは無かったなりが、校舎の裏でギターを弾いている男性を見て「カッコイイ!」と思ったことから、ギターに熱心に取り組むようになったというなりよ。

そして必死に練習を続け、初めてギターを購入してからわずか2年後にプロデビューすることになるなり。もちろん、元々の音楽的センスに努力が加わったことで実現したプロデビューだとは思うなりが、プロデビューだけでは終わらず、その後のさらなる活躍を見れば、どれだけ凄いサクセスストーリーなのか分かるなりよね。ギターを購入してから6年で東京ドームを満員にするアーティストに。今年大学に入学したばかりの皆さん、まだ遅くはないなりよ(笑)。

そんな矢井田瞳のインタビュー記事が、日刊スポーツに出ていたなり。結構面白かったので紹介しておくなりね。

「(校舎裏の男性を見て)その足で、ギターを買いに行きました。ヤマハのショップに行って。1万円のフォークギターを買いました」
「血筋が基本的に体育会系なんですよ。スポーツとか、今日はここまでやると決めたらやってから寝ないと気が済まないんです。もう夢中やったから」
「(歌手を目指すことは)口にするのも恥ずかしいし、ずっと自分の中で抑えていました。あんまり人に言うと、逃げていきそうじゃないですか。その夢が。だから、言わなかったんです」
「(最近は)のぞみから、各駅停車に乗り換えられました。1つ1つの景色をながめながら、走れるようになったという感じです。あっという間の4年。すぐに戻れそうな気はするけど、無理なんやろうな」

12月18日には大阪ドームで、12月23日には東京ドームで「最後の」ドーム公演が行われるようなり。これは矢井田瞳が以前から決めていたことのようで、今後は「よりダイレクトに」音を分かち合いたいという欲求から、ドーム公演は行わない方針のようなりよ。なので、今年で最後となるドーム公演、興味ある人は急いでチケットの手配を。まだチケットぴあなどで販売されているようなり。

ファンの人も、ファンでない人も、矢井田瞳のインタビュー記事をぜひぜひ。

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