市原悦子が語る「家政婦は見た!」長寿の秘密。

2004/11/07 20:16 Written by コ○助

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本当に長いシリーズなりよねぇ、「家政婦は見た!」シリーズは。コ○助が子どもの頃にテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」枠で親がよく見ていたので、かれこれ20年くらい続いているのかなと漠然と思っていたなりが、このシリーズがスタートした正確な年は1983年ということなので、かれこれ21年間続く人気シリーズということになるなりね。主演の市原悦子も当然21歳も年齢を重ねているわけなりが、それほど今も昔もイメージ的にはほとんど変化がないのが凄いところなり。

1983年から2004年まで、放送回数は延べ22回。1992年には2回放送され、1998年には放送がなかったようなりが、だいたい年に一回のペースで放送されているわけなり。コ○助は残念ながら物心付いてからはちゃんとは見たことが無いなりが、これまで一度も欠かさずに見ているという友人の「家政婦は見た! ウォッチャー」は、「こんなに面白いドラマはほかには無い」と力説してくるなりね(笑)。基本的にテレビドラマが好きなコ○助なので、きっと見ればハマるのかもしれないなりが……。

シリーズ作品だけあって、基本的な設定は常に一緒。どのような基本設定なのかを「土曜ワイド劇場」の作品を詳細に解説している「土曜ワイドステーション」さんから引用させていただくと。
「1940年、千葉県に生まれた石崎秋子(市原悦子)は、息子を亡くしてから夫婦仲が冷え離婚。以来、家政婦一筋20余年。『大沢家政婦紹介所』の2階を間借りし、愛猫・はるみと共に生活している。秋子は、仕事先の上流家庭でうわべの華やかさからは想像もできないような内部事情を知ってしまう。そして、その日の出来事を共同生活を送っている3人の家政婦と家政婦会の会長(野村昭子)に報告するのだ。」(土曜ワイドステーション
前述の「家政婦は見た! ウォッチャー」によると、この家政婦会の会長と市原悦子とのやり取りが面白いのだとか。時に激励したり、時に叱ったりと、絶妙な掛け合いが見られるというなり。むぅ、話を聞けば聞くほど、見たくなってきたじゃないなりか(笑)。

そんな長寿シリーズ「家政婦は見た!」のイメージが強烈に付いている市原悦子のインタビュー記事が読売新聞に出ていたなり。

「人の家をのぞきたいと思うのは、人間の性(さが)。庶民の代表として、そんな家庭の様子を報告するような役割です」
「悪が見えにくくなっている世の中で、社会的なエリートの生態をのぞき見てしまう。表の顔とは正反対の実態だったり、お家騒動をリアルに描く点で、現代劇そのもの」
「近年の作品では、マンネリとの苦しい戦いが続いています」
「ドラマはフィクションなのに、視聴者の反応はドラマのイメージと一体化しています。お陰で、公私の区別はめちゃめちゃです」

「マンネリとの苦しい戦いが続いている」という、制作の裏側について語っているのは興味深いところ。それでもこれまでのシリーズ全作の平均視聴率が21.9%という驚異的な数字を叩き出していることを考えれば、実際の視聴者にはまだまだ熱く支持されていると言えそうなりか。市原悦子は自身がおばあちゃんになるまでやりたい、という趣旨の発言をよくしているようなので、これからも末永く、元気に頑張って欲しいなりね。コ○助も次回放送時には必ず見たいと思いますなり。

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