20年ぶりに紙幣刷新、新札の流通がスタート。

2004/11/01 05:22 Written by コ○助

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日本銀行が9月に行った調査で、「7人に1人が新札の発行を聞いたことがない」という結果が出ていた新千円札(肖像画は野口英世)、新五千円札(同樋口一葉)、新一万円札(同福沢諭吉)なりが、予定通り今日11月1日から流通が開始するなりね。

今回のように、紙幣がすべて刷新されるのは1984年以来20年ぶりのこと。それは同時に肖像画が伊藤博文の千円札と、同じく聖徳太子の五千円札&一万円札が、現在の夏目漱石、新渡戸稲造、福沢諭吉になってから20年も経つということなりよね。コ○助は20年前に新札が登場した時のことをよく覚えていて、夏目漱石の千円札が欲しくて、伊藤博文の千円札と交換してくれと親にせがんでいた記憶があるなり。今なら、古い紙幣を取っておいたほうが価値が出るのは当然のことだと分かるなりが、当時は新しいモノに飛びつきたくて仕方がなかったなりねぇ。懐かしい、コ○助が8歳の時の記憶なり(笑)。

少し話が脱線するなりが、伊藤博文の千円札は、聞けば今では倍の2,000円程度で売買されているらしいなりよ。夏目漱石の千円札が発行されてから20年。町で伊藤博文の千円札を見かけることはまず無くなったなりが、それでもプレミアという意味では20年で1,000円しか付かないなりね。いや、1,000円とはいえ倍。100枚あれば10万円、1,000枚あれば100万円もプレミアが付くことになるなりか。そう考えると、現在流通している紙幣もピン札で揃えられるなら、取っておいたほうが賢いかも……と、20年後のことを考えてそろばんを弾いてみる庶民なコ○助なり……。

と、そんなくだらない話は良いとして、今回の新札は11月1日午前6時に日本銀行を出発。全国の金融機関に午前中には行き渡る予定だというなり。なので、銀行などの窓口で手に入るのは、午後からのところが多いかもしれないなりね。まあそれは各地の、各金融機関ごとに異なると思うので、ピン札が欲しいと思っている人は個々に問い合わせをすることをオススメするなり。

ちなみに、「新札発行=すべてピン札」のため、貴重な番号(ゾロ目や連番)の紙幣が手に入るかも! と思っている人も少なくないようなりが、複数の銀行の行員に聞いた話によると、一般の人がそういった番号の紙幣を手に入れることはほぼ不可能なのだとか。理由は簡単なことで、銀行の内部で先にゴニョゴニョ……と、まあそんなところなり(笑)。

新札発行というと、利用する際に気になるのは自動販売機などの対応なりが、各社の対応状況を簡単にまとめてみると。

・全国の金融機関のATMは、ほぼ対応を完了。
・JR東日本は券売機の約7割が新札対応。
・サントリーの自販機は全体の2割程度が新札対応。
・キリンビバレッジの自販機は2006年春までにすべてを新札対応。
・日本たばこ産業の自販機は来年1月から新札対応を開始。

なんだかザックリした状況すぎてあまり参考にはならないなりが、簡単に言うと銀行はほぼ大丈夫、鉄道の券売機は結構使えそう、自販機はまだ厳しそうといった感じなりか。

ま、20年ぶりの新札なので、どんなものか早く見てみたいと思うのは当然のこと。コ○助も早く実物を見てみたいなりよ。今月中にお目にかかることはできるなりかねぇ。

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