アメリカ秋の新番組、注目のドラマ。

2004/10/24 12:57 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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MLBのプレーオフを観るために、最近はFOXにチャンネルを合わせっぱなしのウォール家です。この全米チャンネルで11月から、新しいドラマが始まるらしく予告編を野球の試合の間、ガンガン流しているのですが、コレにちょっと注目しています。11月16日から放映開始の「ハウス」というこのドラマ、内容は

「最新設備の整った病院に、診断の困難な難病の正体をつきとめ治療する事を目的として集められたエリート医師のチーム。そのリーダーであるDr.グレッグ・ハウスを中心に繰り広げられるメディカル・サスペンス」

だそうで。日本でもお馴染みの人気長寿ドラマ「ER 緊急救命室」よりもハイテンポで面白いと、一部の批評家も太鼓判を押しているそうです。

それもそのはず、なんでもこのドラマは映画「ユージュアル・サスペクツ」「Xーメン」を手がけた映画監督が製作にかかわっているそうで。このブライアン・シンガー、若手の中ではもっとも才能のある監督として注目されているそうです。コ○助に言わせると「すっごい群像劇が上手い!」

このブライアン・シンガーと、ポール・アタネィシオ(「ホミサイド―殺人捜査課」プロデューサー)、ディビッド・ショアー(「ザ・プラクティス−ボストン弁護士ファイル 」の脚本家)などが共同制作する新ドラマですから、これだけでも無視出来ない番組じゃあありませんか。

しかしウォール真木がこのドラマに「ビビビッ」と来たのは、実は製作者のそうそうたる顔ぶれでは無くて、Dr.ハウスを演じるのがヒュー・ローリーだからです。思わず懐かしくて涙出ちゃいましたよ(笑)。

日本ではほとんど知られておらず、そしてアメリカでもまだまだ認知度が高いとは言えない彼ですが、イギリスでは俳優・コメディアン・作家としてセレブな人です。イギリス王室をはじめ、超上流階級の子女が通うイートン校を卒業した後、ケンブリッジで学んだ秀才なんだとか。もちろん話す言葉は、ハイソなブリティッシュ・イングリッシュ。

ヒュー・ローリーと相棒のスティーブン・フライが出ているドラマが、ダンナの大好きな番組だったので私も良く観ておりましたが、そんな彼がイキナリ私達の前に、アメリカ訛りで登場したんだから驚きです。しかもDr.ハウスのキャラは、人付き合いが嫌いで無礼者で、だけど医師としての才能は天才でどんな病気も治して見せます!という、なんとなくブラックジャックな設定。楽しみ過ぎます。

この「ハウス」は11月16日からアメリカで始まり、13作を放映予定です。日本でも近い将来ケーブルTVなどでお目見えするかもしれませんね。

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