400万画素ケータイ、来年5〜6月に登場か。

2004/10/20 11:05 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


各キャリアから発表されたこの冬の新端末は、いずれも100〜200万画素程度の画素数で落ち着いているなりよね。NTTドコモが「今冬発売」としているFOMAの新ラインナップ「901iシリーズ」も、現在ネットを中心に流れている情報を総合すると、やはりカメラ機能に関しては従来のラインナップとそれほど大差は無い様子。携帯電話のカメラ機能の画素数競争も、とりあえず一息入れている感じなりね。

現在国内で発売されているすべての携帯電話端末の中で、最も画素数の高いCCDを搭載している320万画素端末「A5406CA」(カシオ計算機製)がau向けに投入されたのが今年6月のこと。あれから半年近くが経過し、冬モデルには300万画素クラスのCCDを搭載した端末がもっと出てくるかとも思ったなりが、実際に発表された端末を見ると意外とスペックを抑えたものが多かったように思うなり。

これは単純に画素数の高いCCDはコストがかかる上に、高画素を活かしきるユーザーがそれほど多くない(=いわゆる壁紙サイズやケータイサイズでの撮影機会が多い)ので、落ち着くところに落ち着いている、といった感じなりか。あとはカメラ機能以外にコストのかかる機能(NTTドコモならフェリカやGSM方式への対応、auなら着うたフルへの対応など)が増えて来ているため、カメラ機能の強化は後回しになっているという事情も有りそうなり。

そんな状況なので、現在は300万画素クラスの携帯電話の投入を前に各メーカーが足踏みをしている段階なりが、来年5月か6月には300万画素をすっ飛ばして400万画素クラスの携帯電話が登場する見込みだというなりよ。なんでも三菱電機が400万画素クラスのカメラモジュールのサンプル製造を来月から開始、来年3月には量産態勢に入るのだとか。携帯電話で400万画素。本当にそんな高画素が必要なのか、という疑問は常に抱きつつも、進化のスピードには驚かないわけにはいかないなりね。

ちなみに、お隣の韓国ではもうすぐ500万画素クラスの携帯電話が登場するというなり。携帯電話で500万画素って(笑)。ただ、単純に画素数がデジカメに引けを取らないレベルになったとしても、光学ズームなどの機能がデジカメには全然追いついていないので、そろそろ画素数競争は止めて、そういったカメラ回りの機能強化に乗り出してもらったほうがユーザーとしては有り難いところ。まあそれも小型化が難しかったりして、そう簡単な話では無さそうなりが。

携帯電話のカメラ機能は進化の余地をたくさん残しているなりよね。いったい携帯電話は今後どうなってしまうのか、まだまだ楽しみは尽きないなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.