宇多田ヒカルが「全米デビュー」で歌っている楽曲の中身と評判。

2004/10/18 11:23 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


日本での実績を引っさげ、満を持して挑んだはずの全米デビューも23日付けのビルボード総合チャートでは初登場160位と惨敗模様のUtadaこと宇多田ヒカル。全米デビューアルバム「EXODUS(エキソドス)」はアメリカで売れていないだけでなく、日本でも過去の宇多田ヒカルのアルバムに比べると売れ行きが芳しくないようで、なにやらどっち付かずの状況になってきてしまったなりよね。

そんな微妙感の漂う「EXODUS」に収録された楽曲は全曲英語詞なので、歌詞の意味を理解せずに聞いている日本の宇多田ヒカルファンも多いと思うなりが、ゲンダイの記事によればこの英語歌詞がアメリカ在住の日本人や日系人から不評を買っているというなりよ。いったいどのような部分が不評なのか、歌詞の日本語訳を簡単に抜粋してみると。

「上に押して、下に押して、上に引いて下に引いて。その調子、でもお静かに。さあ、私を降ろして……なんて激しい運動!」
「あなたの体を思い浮かべるたびに私の体はオー、オーと叫ぶ」
「アジア系が本気になったらどれだけすごいか見せてあげた」
「新しいマイクロホン(イチモツ)を手に入れたからもうあなたに用はない」

と、いった具合に、セクシーな詞というよりは、日本人の尻軽さを強調したかのような詞になっている点が不評を買っている原因なのだとか。まあ、英語を日本語に訳すと変なニュアンスになることは往々にしてあることなので、この記事を鵜呑みにするのもどうかとは思うなりが(笑)。

でも、宇多田ヒカルが日本で発表してきた楽曲とは違い、ストレートにセックスについて触れた詞になっているのは、ちょっと意外な気もしたなり。これはアメリカのポップスではハードなセックス描写を含んだ歌詞の楽曲が多いことを意識してのことのようなりが、こういった部分の変質に付いていけないという従来のファンが出てくる可能性はあるなりよね。そういう意味では、かなりのリスクを背負った上での全米挑戦だったわけなりが、現在のところそれも裏目に出てしまっている感じなりか。

果たして初登場160位からの巻き返しはあるのかどうか。まだしばらくはUtadaに注目しておきたいところなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.