ついこの間まで夏だったというのに、世間はもうクリスマス商戦の話題が次々に出てきているなりが、クリスマスの食卓の定番である、ケンタッキー・フライドチキンからもクリスマス商戦に向けた新商品の話題が出ているなり。最近はクリスマスは外食せずにホームパーティ形式でやろう！　という若い人が増えていることもあって、ケンタッキーのフライドチキンは手軽に買えるチキンとして、クリスマスシーズンは特に人気があるなりよね。

今年、ケンタッキーが初めてクリスマスシーズンに投入するのは「ローストチキン」。本来のクリスマスの定番メニューが、ケンタッキーから発売されることになったなり。「ローストチキン」は通常のフライドチキンのように小分けして販売されるわけではなく、一羽丸ごとで販売されるなりよ。それでこそクリスマスシーズン限定商品。クリスマスの食卓にはデデーンと一羽丸ごとのチキンが鎮座してこそ、華やいだ気分になるというものなり。

この「ローストチキン」は通常のフライドチキンとは違う調理が必要となるため、完全予約販売のスタイルとなるようで、販売される店舗も全店の半分以下に限定されるのだとか。気になるお値段なりが、正確な価格はまだ明らかにされていないものの、おおよそ5,000円台になる予定だというなり。5,000円はちょっと高いんじゃないなりか……？

コ○助はローストチキンにはうるさいほうで、結構あちこちで食べ歩いているなりが、これまで最も美味いと感じたのは東京・六本木にあるローストチキンの専門店「ル・コック」。日本テレビ系「どっちの料理ショー」で紹介されたことがあるのでご存知の人も多いかもしれないなりが、この店のローストチキンの味はまさに絶品なりよ。絶品なのに、1羽丸ごとでも2,100円とかなりリーズナブル。そんな美味しくて安いローストチキンを知ってしまっているだけに、ケンタッキーの5,000円台という価格は、ちょっといただけないかなぁ、と。

「ル・コック」はともかく、ほかの店でもローストチキンを1羽丸ごと食べても、5,000円するところはそうは無いと思うなり（高級店は除くなりが）。手間やほかのレギュラーメニューとの価格のバランスを考えた末に5,000円台という価格にたどり着いたのだとは思うなりが、ケンタッキーは高級店ではないし、もう少し安くはならないものかと思ってしまうのはコ○助だけでは無いはず。

とはいえ、ケンタッキーのチキンはすべて国産の、健康的に飼育されたハーブ鶏。鶏肉の品質は良いので、その辺に価値を見出せれば5,000円台という価格もアリなのかもしれないなり。ま、クリスマスまでまだ時間があるので、食卓を飾るローストチキンの候補として検討材料のひとつにでもしてみて下さいなり。

※「ル・コック」はローストチキンの地方発送も行っているので、クリスマス云々は関係なく、ぜひ一度お試しを。