9月のデジタルカメラ市場動向、松下電器産業のシェアが急伸。

2004/10/16 13:31 Written by コ○助

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昔はデジタルカメラと言えば富士写真フイルム、カシオ計算機、ソニーが御三家だったなりが、最近はガラッと様相が変わって来ているなりね。久しぶりにデジカメのセールスランキングを眺めてみたなりが、BCN総研が調査したデジタルカメラ店頭市場動向によると、9月は松下電器産業の「LUMIX DMC-FX7」が売れ筋ランキングの1位となり、かつて栄華を誇った富士写真フイルムの製品に至ってはベスト10圏外と、非常に苦しい立場に置かれてしまっているようなり。なかなか時代の流れを感じさせるものがあるなりねぇ。

参考までに、このランキングを見ていくと。
1位 松下電器産業「LUMIX DMC-FX7(シルキーシルバー)」
2位 キヤノン「IXY DIGITAL 500」 
3位 ソニー「サイバーショットT1」
4位 カシオ「EXILIM EX-Z40(シルバー)」
5位 ニコン「COOLPIX5200(プライムシルバー)」
6位 カシオ「EXILIM ZOOM EX-Z55」
7位 コニカミノルタ「DiMAGE X50(フレッシュシルバー)」
8位 ペンタックス「Optio S40(シルバー)
9位 ソニー「サイバーショットT11」
10位 ニコン「COOLPIX3200(ミントグリーン)」

これは機種ごとのランキングであり、新製品が投入された月ごとに大きく順位は変動しているので、このランキングがメーカー別シェアに即反映するというわけでは無いなりが、現在の勢いを見るという意味では分かりやすいランキングなのではないかと。数年前には松下電器産業のデジカメが売れ筋のトップに立つなんて考えられなかったなりが、最近の松下電器産業の製品はデジカメに限らず評判が良いなりからね。「LUMIX」シリーズが売れているのも納得なり。

しかし、このランキングを見て気が付くのは、ソニーの製品を除いて、すべてがSDメモリカードを採用しているということ。一時は規格が乱立状態でどのメモリカードが覇権を握るのか読めない展開が続いていたなりが、デジカメ市場はSDメモリカードが制圧したと考えても良さそうなりか。

コ○助も9月からSDメモリカードユーザーになったなりが、ほかのメモリカードに比べて破格の安さなので、もの凄く重宝しているなりよ。1GBのものがメーカー品でも1万円しないなんて……。大容量のカードを安価で欲しいと思ったらSDメモリカードしか選択肢が無い状態になってきたので、高画素を活かすためにもデジカメ選びの際にはSDメモリカードを採用している機種を選ぶのが賢明な判断かもしれないなりね。

これからクリスマス商戦の時期に向けてデジカメ購入を検討している人は、売れ筋ランキングも参考にしてくださいなり。

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