横浜のデニー友利投手がメジャー挑戦へ。

2004/10/13 16:57 Written by コ○助

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これまた意外な名前が飛び出してきたなりが、大洋→西武→横浜と渡り歩き、主に中継ぎ投手として活躍してきたデニー友利投手がメジャー挑戦することが明らかとなったなり。デニー友利投手は今年37歳。もし、来季メジャー挑戦が実現していた場合には、2002年にメッツでプレーした小宮山悟投手の36歳を上回る、日本人最高齢でのメジャー選手となるなりね。そして、当然のことながら、メジャーに37歳の「新人」選手が登場するわけなり。

デニー友利投手は本名は友利結というなり。1986年のドラフト1位で横浜大洋ホエールズに入団。192cm、90kgの大柄な身体からズバズバと速球を投げ込み、大洋時代から大きな期待をかけられていたなりが、故障などもあってなかなか大成することができず、1997年には長見賢司外野手とのトレードで西武に移籍。このトレードはデニー友利投手にとっては良いトレードで、移籍1年目から31試合に登板、4勝0敗、防御率3.38の活躍を見せ、西武の中継ぎエースとなるなり。

その後、2001年までは安定した成績を残していたなりが、2002年に右肩痛のために登板機会が激減。同年オフに前田和之投手とのトレードで古巣の横浜に戻っていたなり。ちなみに、今季は抑えの佐々木主浩投手へのつなぎ役として期待されたなりが、21試合に登板、0勝1敗、防御率4.62の成績で7月下旬に1軍登録を抹消。以降、2軍での生活が続いていたなりね。

どのタイミングでメジャーへの移籍を決断したのか、胸の内は明らかにされていないなりが、デニー友利投手はすでに球団と交渉を済ませ、横浜も当初は慰留する方針だったものの、最終的には退団を了承。今季日程終了後に自由契約となり、メジャー移籍を目指すことが決定したなり。横浜としては快く送り出す姿勢のようで、「本人のメジャーへの強いこだわりを感じて(慰留を)断念した。今後は球団として最大限バックアップする」と、全面協力するようなりよ。なかなか寛容じゃないなりか。

37歳とはいえ、依然として150km以上の速球を投げ込む力を持っている上に、メジャーには数が少ない横手投げの投手。年俸も安いし、ひょっとしたら、ひょっとするかもしれないなりよね。今年もメジャー挑戦を狙う選手は多そうなりが、デニー友利投手のような選手は本当の意味での「挑戦」という感じがして応援したくなるなりよ。頑張って夢を掴んで欲しいものなり。

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