今年3月、「たまごっち」の新製品として発表された「かえってきた！たまごっちプラス」なりが、大方の「昔のブームほど売れるわけがない」という予想は間違ってはいなかったものの、それでも世界で300万個（国内100万個）を販売するヒット商品となっているなりね。初代の「たまごっち」が国内外で4,000万個を販売したのに比べると寂しい数字ではあるなりが、新製品の当初目標が「2005年末までに200万個」だったことを考えれば、発売元のバンダイも御の字のはずなり。

3月に発売された「たまごっち」のウリは、赤外線通信機能を搭載することで、他のユーザーと通信してたまごっち同士を結婚させることができるようになるなど、それまでの「たまごっち」がスタンドアローンだったことに比べると大幅に機能を強化。結婚すれば子どもが生まれるなど、新たな「たまごっち」の魅力が生まれたなりね。

今回発表された新製品「祝ケータイかいツー！たまごっちプラス」（ケーたま）は、赤外線通信機能をさらに強化したもの。まず、携帯電話専用サイトから「たまごっちパーク」アプリをダウンロード。すると、携帯電話からケーたまに贈り物が届くようになるほか、ケーたま本体で別れてしまった親と「たまごっちパーク」内で再会することができるようになるというなり。ここら辺は実際にやってみないと、その喜びが分かりにくいなりが、きっとユーザーの心を掴むようなイベントなのかな、と。

携帯電話の対応機種は次のとおりなり。
NTTドコモ：504i/is、505i/is、506i、FOMA2000系（一部除く）、900iシリーズ
ボーダフォン：C4型（一部除く）、P型、W型
au：BREW2.0以上対応端末

「祝ケータイかいツー！たまごっちプラス」は11月23日に発売予定。グレー、イエロー、赤、ピンク、水色の6色が用意され、価格は各2,625円なり。気になる人はぜひ。