auのフルブラウザ搭載端末、通信料は従量制でスタート。

2004/10/06 15:39 Written by コ○助

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8月にフルブラウザ「Opera」のBREW版がKDDI向けに供給されることが発表され、今年の冬モデルからauのラインナップにフルブラウザ搭載端末がエントリーすることが明らかにされていたなりが、この発表には多くのユーザーが歓喜したなりよね。通信速度が最大2.4Mbpsと速い上に定額制の「WIN」とフルブラウザが合体すれば、携帯電話でのWeb閲覧では最強の組み合わせ。DDIポケットの「Opera」搭載端末「AH-K3001V」を凌ぐ魅力にDDIポケットユーザーからの悲鳴も聞こえてきたほどなり。

ところが、そんなユーザーの期待(妄想)は、残念ながら打ち砕かれることになってしまったなり。フルブラウザの定額制への対応は現時点では見送られ、従量制(通信したらしただけ課金)でスタートすることになったなりね。携帯電話にフルブラウザ搭載の流れは確実に出来ているなりが、フルブラウザは定額制だからこそユーザーにメリットがあるもの。従量制でいったいなんのメリットが……。と、いうか従量制では、パケット代がいくらになるか想像もつかないパソコンのサイトなんて見るのが怖すぎるなり。

KDDIが6日に正式発表したのは、Opera製のフルブラウザ「PCサイトビューアー」。一部のWIN端末に搭載されることになるなりが、前述のとおり、WIN端末に搭載されるのに定額制の「ダブル定額」の適用外となり、オプションサービスなしの場合、1パケットあたり0.21円、ダブル定額加入の場合は1パケットあたり0.0525円となるなり。イマイチイメージが湧かないなりが、ITmediaによると、約85KバイトあるYahoo! JAPANのトップページを閲覧した場合、ダブル定額加入の場合で約36円かかるというなりよ。Yahoo! は最近のパソコン用ホームページの中では軽いサイトのほうなので、ほかのサイトを閲覧したときにいったいいくらかかるのやら。

コ○助はフルブラウザが載る冬のWIN端末の登場を心待ちにしていたなりが、今日の発表を聞いてガックリ。実用的とは決して言えないだけに、やはりDDIポケットの「AH-K3001V」をサブ機として持ち歩くなりかねぇ。なんとも不経済な状態が続くことになりそうなり。むぅ。

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