ライブドア、阪神のトーマス・オマリー氏に監督就任を要請へ。

2004/10/06 08:16 Written by コ○助

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楽天がランディ・バース氏なら、ライブドアはオマリー氏。何やら阪神のOB選手が大人気のようなりが、いずれも球史にその名を刻む偉大な助っ人選手なりからね。全国区の人気、話題性を求める楽天やライブドアの思惑に合致しているのは頷けるところなり。

オマリー氏は1991年に阪神に入団。1年目から期待を上回る活躍を見せ、1993年には首位打者を獲得。しかし、安定した成績を残し、首位打者のタイトルまで獲ったオマリー氏を阪神は解雇してしまうなり。明確な解雇理由は明らかにされなかったなりが、当時囁かれていたのは「一発がない」「年俸が高い」という、いかにも阪神らしい理由。阪神の不可解な行動を10個挙げろと言われたらランクインしてきてもおかしくはない解雇劇だったなりね。

もちろん、そんなオマリー氏を他球団が放っておくわけはなし。ヤクルトに移籍したオマリー氏は、その年打率.302、31本塁打、87打点を記録してMVPを獲得。阪神がオマリー氏に代わって獲得したグレン・デービス&スコット・クールボーの両選手がしおしおだったことも手伝って、阪神ファンが地団駄を踏んだのは言うまでも無いなり。この時は本当に阪神の球団フロントを恨んだなりねぇ(笑)。

成績だけでなく、オマリー氏は持ち前の明るさが人気を集めたなりよね。最近の外国人選手はヒーローインタビューなどで普通に言うようになったなりが、「ハンシンファンハ、サイコーヤ!」というフレーズを初めて口にしたのは、確かオマリー氏が最初だったように思うなり。ファンの心を捉えるツボをちゃんと捉えている選手だったなりね。愛すべきキャラクターなり。

オマリー氏は現在は阪神に所属し、駐米スカウトとして新外国人選手の発掘を仕事としているなり。そのため、ライブドアは阪神の承諾を取り付ける必要があるなりが、阪神の野崎勝義球団社長は「うちの渉外部門には穴があくがNOとは言えません」と、正式に要請があれば快諾する方針のようなりよ。球団からゴーサインが出たとなると、あとはオマリー氏の気持ち次第なりが、アメリカ独立リーグで監督経験があり、将来は阪神の監督になりたいと語っているオマリー氏なので、日本での監督経験を積む意味でも良いオファーかもしれないなりね。ライブドアがオマリー監督になったら、ちょっと応援したくなってしまうかもしれないなり……。う〜ん、複雑な心境(笑)。

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