楽天新球団のGMにマーティ・キーナート氏。

2004/10/05 13:02 Written by コ○助

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まだ正式に参入できるかどうかも決まっていないなりが、監督人事などに先立ち、楽天の新球団のゼネラル・マネージャーとなる人物が決定したようなり。現在、MSN-Mainichi INTERACTIVEでのコラム執筆や早稲田大学のスポーツ科学部客員教授などを務める、スポーツコメンテーターなりね。日米の野球界に精通しているほか、過去に球団経営の経験もあることから、「メジャー流」のゼネラル・マネージャーを理想に掲げる三木谷浩史社長のお眼鏡にかなったようなり。

マーティ・キーナート氏は1946年7月19日生まれの58歳。スタンフォード大学を卒業後、1960年代に慶応大学に留学。一度帰国するも、再び1970年代に来日し、1974年にはプロ野球の太平洋クラブライオンズのフロント(営業開発促進室室長)となるなり。1985年からはテレビ東京のスポーツニュース番組「スポーツTODAY」のキャスターを務め、1990年から1993年まで、サントリーの子会社が買収したマイナーリーグ2Aの球団、バーミングハムバロンズの共同オーナー兼球団社長に就任……といった具合に、日米の球団経営に携わった経験を持つ、非常に貴重な人材というわけなり。日本にはかれこれ30年以上も滞在しているため、日本語もペラペラというあたりも、意思の疎通の面で大きなプラスなりよね。新球団のゼネラル・マネージャーには、まさにうってつけかもしれないなり。

また、楽天の新球団はマーティ・キーナート氏の補佐として、栗山英樹氏にもフロント入りを要請しているというなり。監督やコーチなど、指導者としての経験は無い栗山氏なりが、スポーツジャーナリストとしてメジャー球団への取材などを通して「メジャー流」を理解する人材として、フロント入りが打診されているなりね。既存の球団ではパッとは思いつかない人選だけに、ちょっと面白そうなことが起きそうな予感はするなりよね。

ちなみに、監督の人選のほうは難航しているようで、当初候補として挙がっていた原辰徳氏は見送ることになったのだとか。阪神の星野仙一SDからも楽天入りを明確に否定されているし、目玉となるような監督となると、あとは誰になるなりかねぇ。やっぱり中畑清氏あたりが有力になってきそうなりか。

ゼネラル・マネージャーの次には、恐らく監督が決まり、そしてコーチ、選手と続くなりよね。次第にかたちが見えてくる新球団。どんな球団が出来上がるのか楽しみなり。もちろん、参入が決まらないことには何も始まらないなりが……。

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