北欧の奇妙なレンタル業。

2004/09/30 10:49 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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フィンランドの首都ヘルシンキにお住まいのペティーリ・イコネンさん42才。彼は昨年サイドビジネスとして、とある貸出しサービス業を始めました。

なんと彼のレンタルするのは「ハズバンド」。そう、男手の足りない家庭に出向いては、普段ならご主人がやりそうな仕事を請け負うのだそうです。例えば高いところにある照明の電球が換えられなかったり、壁に額を飾りたかったり、重い家具を動かしたい時、庭の芝を借りたい時…などなど。一時間1300円ほどでイコネンさんをレンタルして、その作業をしてもらうのです。

まあ要するにアメリカで言うところの「ハンディーマン、」日本で言うところの「何でも屋」ってところでしょうね。でも「夫レンタル業」とネーミングを付けたあたりが、なかなかのセンス(笑)。今までの利用者は独身女性だけに限らず、男性や家族単位の利用客もあったそうです。内容も電球の交換などの簡単な仕事から、運転の講習や、誕生日パーティでセレナーデを歌ったり…ととにかく何でもアリ。

しかしイコネンさん。これだけは出来ません!と宣言しているのが「夫婦間の夜の営み」だそうです(笑)。それじゃ「夫レンタル」とは言い切れないんじゃ…と、突っ込みを入れるのもなんですけど。

まあ、健全な商売って事で。

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