CM界の鬼才が放つ映画「SURVIVE STYLE5+」。

2004/09/26 13:41 Written by コ○助

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あまり大きな話題にはなっていないなりが、CM界のカリスマとも言える多田琢が企画・原案・脚本を務めた「SURVIVE STYLE5+」という映画をご存知なりか? 多田琢といえば広告製作集団「TUGBOAT」に所属するCMクリエイター。代表作に「サントリー DAKARA」や「アコム むじんくん」のCMなどなど、広告をかじったことがある人なら、その名を知らぬ人はいないというほどの人物なりよね。「SURVIVE STYLE5+」はそんな多田琢と、同じく多田琢とタッグを組むことが多いCMディレクターの関口現が製作した作品なり。

「SURVIVE STYLE5+」は5つの並行するストーリーが、微妙に絡まって最後にひとつにまとまっていく、という流れ。出演者がかなり豪華で、浅野忠信、橋本麗香、小泉今日子、阿部寛、岸部一徳、麻生祐未、荒川良々といった面々がそれぞれのストーリーの重要な役を演じ。ほかにもところどころでマギー、木村多江、ピエール瀧、板谷由夏、三輪明日美、千葉真一、三浦友和などが出演しているなりね。系統もバラバラな、結構個性的な面々が揃った感じなり。

スタッフもなかなか豪華で、劇中で流れるCMには映画「鮫肌男と桃尻女」や「PARTY 7」でおなじみの石井克人監督が参加。タイトルバックデザインにはauの「INFOBAR」のプロモーションや「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」の小物デザインなどを担当した注目のアートディレクターの佐藤可士和、振り付けには「慎吾ママのおはロック」やフジテレビのCM「きっかけはフジテレビ」シリーズを手がける香瑠鼓を起用するなど、分かる人には「おお、こんなにネームバリューのある人たちが参加しているのか」といった具合なりね。

コ○助も、これだけのメンツが揃った作品だったのでずっと気になっていたなりよ。なので初日の25日、六本木ヒルズのヴァージンシネマで舞台挨拶があると聞きつけたので、生浅野忠信を見がてら、「SURVIVE STYLE5+」を観に行って来たなりね。作品の内容に関しては触れないでおくなりが、ストーリーの整合性とか、細かい設定とか、リアリティとか。そういうことを全く考えずに、単純に画作りを楽しむための作品、という印象だったなり。まあいかにもCMという15秒や30秒の世界で勝負している人たちの製作した映画だなぁ、と。おっと、それくらいで止めておくなりね。ちなみに生で見た浅野忠信&岸部一徳は想像していたよりも身長が高くて、凄い存在感だったなりよ。一緒に並んでいた阿部寛がデカいのは知っていたなりが、浅野忠信と岸部一徳も結構デカかったなり。

ま、気になる人はぜひ劇場へ足を運んでみて下さいませ。

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