楽天、新球団の経営諮問委員会に豪華な面々。

2004/09/25 09:16 Written by コ○助

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25日に正式にプロ野球機構に参入を申請、記者会見でも三木谷浩史社長が参入に強気の姿勢を見せていた楽天。今後の審査によってライブドアと楽天のどちらか一方が「本拠地・仙台」を手中に収めることができることになるわけなりが、「楽天で決定的」というのが一般的な見方となっているなりよね。やはり会社のイメージや規模、事業のスタイルが多くの人に信用されているため、楽天にはライブドアに付きまとう胡散臭さがあまり無い(というより、表立って見えない)と感じている人が多いように思うなり。

楽天は参入申請後の記者会見で、新球団には「経営諮問委員会(アドバイザリーボード)」を設置することを発表しているなりが、これがあからさまに「ライブドアには出来ないだろう」と見せつけるかのような委員の人選だったなりよ。どのような面々だったのかを見ておくと。

奥田碩氏(トヨタ自動車株式会社 取締役会長)
牛尾治朗氏(ウシオ電機株式会社 代表取締役会長)
大橋洋治氏(全日本空輸株式会社 代表取締役社長)
羽根田勝夫氏(株式会社日本航空インターナショナル 代表取締役社長)
齋藤宏氏(株式会社みずほコーポレート銀行 取締役頭取)
鈴木茂晴氏(株式会社大和證券グループ本社 代表執行役社長)
新浪剛史氏(株式会社ローソン 代表取締役社長)
西川善文氏(株式会社三井住友銀行 頭取)
宇野康秀氏(株式会社有線ブロードネットワークス 代表取締役社長)
増田宗昭氏(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長)
奥谷禮子氏(株式会社ザ・アール 代表取締役社長)
金丸恭文氏(フューチャーシスコムコンサルティング株式会社 代表取締役社長)

ちょっと凄すぎる肩書きが並んでいるなりね。このメンバーは三木谷社長が声をかけたところ、皆、すぐに参加を快諾してきたというなりよ。日頃の三木谷社長の人脈がパワーを発揮している、といった感じなりか。まあ野球とは直接関係ない人たちなりが、第三者的な立場で経営を指南するメンバーとしては十分すぎるほど経験も実績もある人たちなので、これだけのメンバーを揃えたことだけでも、健全な経営に向けての本気度が伝わってくるなりね。

経済界の大物たちも味方に付けた楽天と、孤立無援の感があるライブドア。果たして勝者はどちらに。

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