各キャリア、いわゆる「冬モデル」と呼ばれる端末を徐々に発表する時期になっているなりが、ボーダフォンからは3G向けの端末7機種が一斉に発表されたなり。これまでボーダフォンは「海外でも使えるケータイ」を前面に押し出して来たなりが、端末のラインナップが若干貧弱だったこともあって、ユーザ数が思ったほど伸びずにいたなりよね。今回の一斉投入で、auとNTTドコモに大きく水を空けられている3Gで巻き返しを図りたい考えなり。

今回のラインナップで最も注目すべきはノキア製の「Vodafone 802NK」と、モトローラ製の「Vodafone 702MO」＆「Vodafone 702sMO」。これまで日本にも多くのファンがいながら、なかなか市場に投入される機会の少なかったノキアとモトローラの端末が、本格的に投入されることになったなりね。ボーダフォンの通常端末と同様の扱いでインセンティブ（販売奨励金）付きで販売されるため、価格的にはそれほど高くはならないようなり。欧米スタイルの端末が普通に買えるのは、ファンの心をくすぐるなりねぇ。

発表された7機種を簡単にまとめておくと。
【シャープ製「902SH」】
・W-CDMA/GSM方式に対応
・最大26万色表示の2.4インチ（320×240ドット）ASV液晶
・メインカメラに202万画素CCD、サブカメラに11万画素CMOSを搭載
・メインカメラは光学2倍ズーム、オートフォーカス対応
・SDメモリカードスロット搭載
・液晶画面が180度反転する「スウィーベルスタイル」採用

【シャープ製「802SH」】
・W-CDMA/GSM方式に対応
・最大26万色表示の2.2インチ（320×240ドット）ASV液晶
・メインカメラに130万画素CCD、サブカメラに11万画素CMOSを搭載
・SDメモリカードスロット搭載
・液晶画面が180度反転する「スウィーベルスタイル」採用

【ソニー・エリクソン製「802SE」】
・W-CDMA/GSM方式に対応
・最大26万色表示の2.2インチ（220×176ドット）TFT液晶
・130万画素CMOSを搭載
・メモリースティック Duoスロット搭載

【NEC製「802N」】
・W-CDMA方式に対応
・最大6万5536色表示の2.2インチ（320×240ドット）TFT液晶
・メインカメラに124万画素CMOS、サブカメラに10万画素CMOSを搭載
・miniSDメモリカードスロット搭載

【ノキア製「702NK」（Nokia6630）】
・W-CDMA/GSM方式に対応
・最大6万5000色表示の2.1インチ（208×176ドット）TFT液晶
・130万画素CMOSを搭載
・RS-MMC（Reduced Size Multimedia Card）スロット搭載
・丸みを帯びたストレート端末

【モトローラ製「702MO」】
・W-CDMA/GSM方式に対応
・最大6万5000色表示の1.9インチ（220×176ドット）TFT液晶
・メインカメラに31万画素CMOS、サブカメラに10万画素CMOSを搭載
・TransFlashメモリカードスロットを搭載

【モトローラ製「702sMO」】
・W-CDMA/GSM方式に対応
・最大6万5000色表示の1.9インチ（220×176ドット）TFT液晶
・メインカメラに31万画素CMOS、サブカメラに10万画素CMOSを搭載
・TransFlashメモリカードスロットを搭載
・コンパクトデザインのストレート端末

光学2倍ズームを搭載しているシャープ製の「902SH」以外はそれほどスペック的に目立つものがあるわけでは無いなりが、それぞれ端末のデザインには趣向が凝らされているなりよ。個人的にはソニー・エリクソン製の「802SE」とモトローラ製の「702sMO」が好きかも。

ボーダフォンユーザーはもちろん、他のキャリアのユーザーもチェックしてみて下さいませ。