au、丸みを帯びたデザインの京セラ製端末「A1403K」を発表。

2004/09/21 16:06 Written by コ○助

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ここ数週間、ネット上では「近々発表される京セラの端末は『ISHIKORO』なのではないか」との噂が流れていた「A1403K」なりが、形状は確かに「ISHIKORO」には似ているものの、別物の端末として正式発表されたなりね。でも、かなり丸っこい感じが可愛い端末なりよ。昔あったNTTパーソナルのソニー製タマゴ型PHS端末「パルディオ101Y」のような、非常に所有する喜びを与えてくれそうな端末なりね。あ、折りたたみの「A1403K」を開いた時の感じが初代iBookにも似ているかもしれないなり。

ちなみに「ISHIKORO」とは、2002年5月に開催された「ビジネスシヨウ 2002 TOKYO」で初めて披露された、その名の通り石ころ型のコンセプトモデルのこと。「INFOBAR」などですっかりおなじみとなった「au desing project」が手がけた、デザイン性を重視した端末なりが、斬新な左右非対称のデザインや、着信があると端末全体が光るように見える仕組みなどが話題を呼んでいたなりね。同時期にコンセプトモデルとして数々の催しに出展されていた「INFOBAR」が製品化されたことで、「ISHIKORO」の製品化にも期待がかかっていた、というわけなり。

「A1403K」デザインしたのはプロダクトデザイナーの岩崎一郎氏。三洋電機製の「A5405SA」のデザインを担当し、これも高い評価を受けているデザイナーなり。ちなみに「ISHIKORO」のデザイナーは「INFOBAR」も担当した深澤直人氏なので、やはり今回の「A1403K」は「ISHIKORO」とは全く別物と考えて良さそうなりか。KDDIはITmediaの取材にも「(A1403Kは)ISHIKOROはイメージしていない」とキッパリと答えているようなので、似て非なる「A1403K」が世に出たことで、「ISHIKORO」はコンセプトモデルのままお蔵入りということなのかもしれないなりね。

気になる「A1403K」のスペックを簡単にまとめておくと。
・メインディスプレイは26万色表示の2.2インチQVGA液晶
・サブディスプレイは約0.9インチのモノクロ液晶
・32万画素のCMOSカメラ搭載
・日本語入力機能は「Advanced Wnn」
・着うた、着ムービー、BREW対応
・EZナビウォークには非対応
・メールや時間を "音声" で読み上げる「声サポート」機能
・簡単操作で通話やメール、カメラなどが使える「スマートモード」搭載
・ボディカラーは、Blue×Green、White×Gray、Black×Orangeの3色
・10月下旬発売予定

機能的にはシンプルなりが、デザイン的には現在の主要3キャリアのラインナップには見られないキュートな端末。特に女性の心を掴みそうな端末なりね。auユーザーはもちろん、他のキャリアのユーザーの人も、ぜひチェックしてくださいませ。

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