横浜のタイロン・ウッズ内野手、今季限りでの退団が濃厚に。

2004/09/21 12:30 Written by コ○助

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すでにオフの横浜との契約延長交渉が始まる前から、条件面への不満から今季限りでの退団の可能性が指摘されていたウッズ選手。横浜にとっては昨年の来日以来、2シーズン続けて好成績を残している4番打者の慰留に努めるのは当然ではあるものの、ウッズ選手が望む複数年契約を球団として認めない方針を打ち出しているため、交渉は決裂必至という見方が強くなっているなりね。そのため、早い段階から阪神や中日が獲得に向けての調査を開始していたなり。

ウッズ選手は昨年の本塁打王に続き、今年も打点&本塁打で2冠を狙える位置にいるほど安定した成績を残しているなりが、参考までに日本での2年間の成績を振り返っておくと。
2003年 136試合、打率.273、40本塁打、87打点(☆本塁打王)
2004年 120試合、打率.304、42本塁打、97打点(9月20日現在)

今年はいずれの成績も昨年を上回っており、日本の野球に完全に対応したと言って良さそうなり。現時点では42本塁打は巨人のタフィ・ローズ外野手の43本に次いでセ・リーグ2位、97打点は広島のグレッグ・ラロッカ内野手、阪神の金本知憲外野手の99打点、ヤクルトの岩村明憲内野手の98打点に次ぐ4位につけているなりね。

そんなセ・リーグを代表する外国人選手となったウッズ選手なわけなりが、20日に去就について注目の発言をしているなり。「今季で横浜とは終り(退団)かって? すべてはシーズンが終ってから。でもたぶん、そうなると思うよ」「チームに残らないとする最大の理由? 年俸が安いこと(推定1億1000万円)。それに複数年をしてくれないことかな。オレは期待を裏切らない。顔にあった仕事は必ずやるよ」。もう退団します、と言っているようなものなりか。

サンケイスポーツでは、移籍先として有力なのは中日としているなり。まあまだ横浜に残留するという芽が無くなったわけではないし、横浜としても慰留するために異例の条件提示を行う可能性だって残されているので、今オフのウッズ選手を巡る動きに注目しておきたいところなりね。

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