「モー子役で自分を壊せた」酒井若菜インタビュー。

2004/09/16 18:24 Written by コ○助

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デビュー当初の酒井若菜はグラビア中心の活動をしていたこともあって、マンガ週刊誌などを読む男性の支持率は高くとも、女性からはあまり認知されていなかったように思うなり。それほどバラエティー番組などテレビの世界で活躍していた印象もないし、女優として出演した映画「無問題2」も役者としての評価云々という作品ではなかったし、「グラビアアイドル出身のにわか女優」のまま消えていくのかなぁ、というニオイすらあったなりよね。

ところが、酒井若菜が宮藤官九郎作品に立て続けに起用されるようになってからは評価が一変。特に「木更津キャッツアイ」のモー子役は飛んだ役ながらハマリ役で、作品の人気も手伝い酒井若菜ファンが急増。「ちょっと変わった女の子を演じさせたら天下一品」とまで評価されるようになったなりね。今や個性派女優と言われることもあるくらいなりからねぇ。宮藤官九郎との出会いが、酒井若菜の人生を大きく変えたといっても過言ではないと思うなり。

「モー子のイメージが強いらしく、ありがたいことなんですけど、底抜けに明るい子だと思われるのはなんか嫌で、前は『私は違う』ってしきりにアピールしてました(笑)」
「モー子役で自分を壊せたから、自分の中で確実に何かが変わって、今回(=映画『恋の門』)は素直に楽しみながらやらせてもらいました」
「(栃木から)上京したときは、田舎とのギャップも感じたし、あらゆる意味でしんどかった」
「芝居がやりたかったので、グラビアアイドルというポジションは悔しかったです」
「私を女優として拾ってくれた人たちに恩返しができて、家族や地元のみんなに納得して喜んでもらえる仕事をしていきたい」

これは現在東京メトロで配布されているフリーペーパー「メトロポリターナ 9月号」に掲載されているインタビュー記事からの抜粋なりが、酒井若菜にとってもモー子役は大きな転機になったと認識しているようなりね。ただ、そのモー子のイメージが強すぎたので、それを変えるために苦労した、と。時々見せる気怠そうな仕草からすると、きっとモー子とは全然違うんだろうなぁ、とは思っていたなりが、たぶん、本当に全然違うのだとは思うなり(笑)。

コ○助も「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「マンハッタン・ラブストーリー」と酒井若菜が出演している宮藤官九郎作品を見たなりが、コ○助の中では「マンハッタン・ラブストーリー」の酒井若菜が一番好きかも。訛りのある話し方をカバーするために可愛さで強引に押していくアナウンサー・江本しおり(通称:エモやん)役なりが、感情のON/OFFの切り替えが激しくて、ちょっと面白い役なりよ。モー子も良かったなりが、コ○助の中ではエモやんの勝ちなりね。って、ほんと見てない人にはサッパリ分からない話なりね(笑)。エモやんって。

これからも個性派女優として、たくさんの作品に出演して楽しませて欲しいものなり。次の宮藤官九郎作品にもまた出演して欲しいなりねぇ。

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