病院にたどり着く前に赤ちゃん誕生。

2004/09/15 10:51 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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オハイオはシンシナティにお住まいのポーターさん夫婦。先日予定日から一週間早く、待望の女の赤ちゃんが誕生したそうです。めでたい。

しかしお母さんのお産の進み方が早かったために、思わぬところでの出産となりました。旦那さんの運転する車が病院にたどり着く前に、赤ちゃんの頭が出てきてしまい、高速道路の脇で誕生したんだとか。このニュース元の統計によると、アメリカでは毎年、新生児3500人につき5人ほどの赤ちゃんが、このケースのように病院に行く途中で生まれてしまうのだそうです。

実際ウォール真木の知り合いにも、こうやって車の中で出産してしまったお母さんがいます。旦那さんが産気づいた奥さんを後部座席に乗せて、病院に急いだそうですが、駐車場に車を止めたとたんに

「おぎゃあ!」

と聞こえたんだそうです。

アメリカでは一般的に「陣痛の間隔が3〜4分になってから病院に来るように」と言われます。それまでは自宅待機なのです。日本に比べると、たぶんかなりギリギリになってから晴れて入院です。さらにこちらでは、妊婦さんは出産直前まで働く事が多いので、歩き回っていて急に産気が…となる人も多いのだとか。実際、私も長女が生まれる5日前まで働いてましたし、さらに上を行く同僚は、なんと前日まで元気に働いていました。別に問題なければ、お医者さんからも止められません。

ところでアメリカの出産時の入院は、2日間のみ。帝王切開の場合は4日が普通です。入院の大嫌いなウォール真木にとっては、こちらの方が気が楽でした(笑)。

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