第17回東京国際映画祭の審査委員長に山田洋次監督。

2004/09/14 09:05 Written by コ○助

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さあ、開幕まであと1か月に迫ってきた今年の東京国際映画祭。これまで渋谷のBunkamuraを中心に開催されてきたなりが、今年から六本木のシネコン「ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ」も会場に加わり、さらに規模を拡大して開催されるなりね。この記念すべき新生・東京国際映画祭、今年は特別招待作品としてオープニング・スクリーニングに選ばれている「隠し剣 鬼の爪」の、山田洋次監督が審査委員長を務めることになったようなり。例年、この映画祭の審査委員長は外国の著名俳優や監督が務める傾向があったので、日本の監督が務めるのは異例。ちなみに、昨年は中国の大女優コン・リー、一昨年は日本でも人気のリュック・ベッソン監督が審査委員長を務めているなり。

今年の東京国際映画祭は10月23日〜10月31日と、例年より1週間ほど早いスケジュール。まだチケットの販売は始まっていないなりが、上映される作品はだいたい決定しているようなので、コンペティション部門の作品と注目作品をチェックしておくことにするなり。

【コンペティション部門出品作】
「ニワトリはハダシだ」 森崎東監督
「大統領の理髪師」 イム・チャンサン監督
「ダンデライオン」 マーク・ミルガード監督
「ライス・ラプソディー」 ケネス・ビィ監督
「風のファイター」 ヤン・ユノ監督
「るにん」 奥田瑛二監督
「ハリオム」 ベラットバラ監督
「スキゾ」 グーカ・オマロヴァ監督
「インストール」 片岡K監督
「サマーソルト」 ケイト・ショートランド監督
「ココシリ:マウンテン・パトロール(原題)」 ルー・チューアン監督
「狼といた時」 ニコライ・ソロフツォフ監督
「ミラージュ」 ズベトザル・リストフスキ監督
「ウィスキー」 ホアン・パブロ・レベラ&パブロ・ストール監督
「時の流れの中で」 チェン・ウェン・タン監督

東京国際映画祭は若い映画の才能、特にアジアの若手に注目する傾向があるのでなかなかマニアックな出品作の数々となっているなりが、コ○助も知っている名前は日本の3人と「リベラ・メ」で注目された韓国のヤン・ユノ監督くらいなりか。まだまだ勉強不足なのを痛感。コンペティション部門出品作の中でチケットを取りづらそうなのは、やはり「インストール」なりか。綿矢りさ原作、上戸彩主演の話題作なりね。

【ほかの注目作品】
「ターミナル」 スティーブン・スピルバーグ監督
「ハウルの動く城」 宮崎駿監督
「笑の大学」 星護監督
「カンフーハッスル」 チャウ・シンチー監督
「海猫」 森田芳光監督
「隠し剣 鬼の爪」 山田洋次監督
「ニュースの天才」 ビリー・レイ監督
「パッチギ!」 井筒和幸監督
「いま、会いにゆきます」 土井裕泰監督
「ULTRAMAN」 小中和哉監督
「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」 ゲーリー・マーシャル監督
「美しい夜、残酷な朝」 三池崇史&パク・チャヌク&フルーツ・チャン監督
「ライフ・イズ・コメディ!」 スティーブン・ホプキンス監督
「レディ・ジョーカー」 平山秀幸監督
「ベッカム、オーウェンと出会う」 アダム・ウォン監督

特別招待作品としてエントリーしている作品には話題作がズラリ。特に人気を集めそうなのはスピルバーグ監督の新作「ターミナル」と、ジブリの新作「ハウルの動く城」、そして三谷幸喜の名舞台の映画化「笑の大学」、「少林サッカー」以来の新作となるチャウ・シンチー監督の「カンフーハッスル」、伊東美咲の濡れ場が話題の「海猫」あたりなりか。ここら辺のチケットは5分くらいで売り切れそうな予感がするなりね。コ○助も「笑の大学」と「カンフーハッスル」のチケット争奪戦には参戦しようかと。

東京国際映画祭は国内の映画祭の中では最も華やかな部類に入るだけに、実際に会場に足を運ぶと雰囲気がパーッとしていてとても楽しいなりよ。映画好きな人は、スケジュールを空けて、ぜひ会場を訪れてみてくださいなり。さらに映画が好きになること間違いなしなり。

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