札幌移転の日本ハム、北海道経済に活気。

2004/09/11 15:36 Written by コ○助

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少し前の記事(9月8日付け)なりが、紹介し忘れていたなり。これまでもたびたび言われていることではあるなりが、今年から札幌ドームに本拠地を移した日本ハムが北海道でブームを起こしているなりよね。それまで本拠を置く球団は無かったものの、決して野球熱は低く無かった北海道なので地元密着型の球団がすんなりと受け入れられたのは理解できるなりが、パ・リーグの、しかも東京に本拠を構えていた頃の日本ハムからは想像できなかったほどのフィーバーぶり。正直、まだ「あの日ハムが」というイメージを払拭できずにいるなりが、北海道での歓迎ぶりに選手も後押しされているのか、今シーズンは124試合、61勝61敗2分の3位(9月11日現在)とまずまずの成績を収めているなりね。

この北海道でのフィーバーには、シーズン開幕前から予兆があったなり。3月のオープン戦の時点で、すでにテレビ中継の視聴率が平均視聴率11.9%、瞬間最大視聴率16.0%(3月6日の日本ハム―ヤクルト戦)を記録。同日放送された巨人−ダイエー戦の視聴率(6.8%)を遙かに上回るなど、北海道での確たる日ハム熱が感じられていたなりね。そして7月19日には、日本ハム−西武戦と中日−巨人戦との二元中継のスタイルで平均15.5%を記録。中継時間中の最高瞬間視聴率は日本ハム−西武戦のときに叩き出すなど、北海道での日本ハムへの注目の高さが伺える視聴率だったなり。全国放送とローカル放送の違いはあれど、巨人戦が10%にも満たない視聴率で苦戦を強いられていることを考えれば、日本ハムは異常な人気と言えそうなりか。

日本ハムの人気は観客動員数にも反映されており、昨年比30.1%増という驚異的な動員数を記録。1試合平均にすると、5,000人近くも観客動員数が増えているというなり。コ○助も東京ドームでの日本ハム戦は過去に何度も観に行ったことがあるなりが、当時はガラガラなのが当たり前だったのに、今年は中継やスポーツニュースを見るとスタンドに観客がわんさかいるなりよね。これは確かに凄い変化なり。

こうした日本ハムの人気によって、札幌ドーム最寄り駅がある札幌市営地下鉄も乗降客が増えてウハウハ。親会社の日本ハムも北海道内での売上げがアップしてウハウハ。日本ハム応援セールを開いているイオンなどのスーパーも、客からの反響が大きくてウハウハと、まさにウハウハ三昧。きっと、選手にとっても東京に本拠を構えていた頃よりもファンの後押しが強いので力になっているはず。選手にとっても、球団にとっても、北海道の野球ファンにとっても、北海道移転は大成功(とりあえず1年目は)と言えそうなりね。

恐らく、まだプロ野球の球団が本拠地を構えていない東北地方や日本海側、四国、沖縄などに本拠地を構える球団が出てくれば、日本ハムと同じような盛り上がりを見せてくれる可能性は十分。ライブドアが新球団を作ってプロ野球に参入しようとしているなりが、もし本当に野球界のことを考えているのであれば、すでに複数の球団が本拠を構える大阪ではなく、全く新しい土地に本拠地を構えて欲しいなりよね。最近はそれも視野に入れて検討している、なんて話も伝わってきているので、ライブドアの動きにはまだまだ注目しておきたいところなり。

なにはともあれ、日本ハムの移転フィーバーで湧いた今年だけでなく、継続して人気を集められるように来年以降も頑張って欲しいものなり。

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