「踊る大捜査線」署長役で人気の北村総一朗インタビュー。

2004/09/02 15:57 Written by コ○助

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「踊る大捜査線」の舞台となる湾岸署の署長、副署長、刑事課長による「スリーアミーゴス」(北村総一朗、斉藤暁、小野武彦)をきっかけに、一躍人気者となった北村総一朗。「踊る大捜査線」以降はコンスタントにドラマやバラエティー番組に出演し、活動の場を広げ続けているなりよね。現在はテレビ朝日系の「南くんの恋人」で深田恭子演じる堀切ちよみの祖父役として出演しているなり。これが「厳格な祖父」という設定なりが、どうもシリアスな芝居をしていてもシリアスに見えないなりねぇ。まあドラマがドラマなので、それで良いのかもしれないなりが。

北村総一朗の出演作をいくつか見ていくと、65歳という年齢にしては、決して上手い役者さんではないと思うなりよ。「踊る大捜査線」のコミカルなキャラクターのイメージが強すぎる、ということもあるかもしれないなりが、感情表現などがちょっとベタすぎるかなぁ、と。たぶん、舞台出身の役者さんなので、感情表現を大きく見せることが身に染みついているのかもしれないなりね。そのため、「踊る大捜査線」はキャラクターの存在自体がネタなので大袈裟な演技だろうと、どんな芝居だろうとアリだと思えたなりが、普通のドラマになると北村総一朗の存在が浮いているように見えるなりよ。いや、それが実は逆の意味で「存在感」と評価されることもあるなりか。判断に迷うところなり。

「(スリーアミーゴスは)全部、本(台本)にきちっと書かれてるのよ。3人で話し合ったのは『面白い本だからおかしく演じるのはよそうよ。自然に淡々とやろう』ということ」
「食うのに精いっぱいだったけど、貧乏は当たり前。みんなそうだったから、全然気にならなかった」
「女房が舞台に上がっているときは、洗濯も掃除も僕がするし、ごはんだってつくるよ」
「舞台でもドラマでも、バラエティーでも若い人が多いでしょ。ものすごいエネルギーを吸収できるの」

北村総一朗は40歳近くまで風呂なしのアパート生活を送っていたという苦労人。なかなか役者として芽が出なかったようなりが、50歳のときに20歳年下の舞台女優と結婚し、徐々に仕事運も上向いてきたようで、1997年から始まった「踊る大捜査線」シリーズでは欠かすことができない役者となったなりね。それにしても奥さんが20歳年下とはすごい。

この日刊スポーツのインタビュー記事は大半が奥さんのノロケ話なりが、北村総一朗ファンの人はぜひチェックしてみてくださいませ。

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