阪神の藪恵壹投手、メジャーの評価は「特A級」。

2004/08/31 16:52 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


昨年FA権を取得して以来、たびたび話題となっている藪投手のメジャー挑戦の話題。今年36歳になるベテラン投手のメジャー挑戦はやや無謀にも見えるなりが、日本で大きな成績を残していないにも関わらず、メジャーの「夢」を掴んだ元同僚の新庄剛志外野手や、同じベテランでメジャーに挑戦し、成功を収めている高津臣吾投手らに触発され、日に日にメジャーへの「夢」が膨らんでいると言われているなりね。シーズンも終盤に近づいてきたこともあって、この話題が再びデイリースポーツの紙面を飾っているようなり。

藪投手がメジャー移籍を公言するようになったのは今年初め頃からのこと。沖縄県宮古島での自主トレの際に、「野茂は同じ年。メジャーは彼がこじ開けた世界。長谷川も同じ年だし、今、渡米している高津も同じ。同学年がどんどん海を渡るからね」と、メジャーへの想いを告白。「新庄は『食事が大変』と言っていたがオレは大丈夫。後は夢に挑戦する度胸。日米またにかけて通算100勝なんてどうだい?」と、ハッキリとメジャー挑戦を口にしていたなりね。この発言は球団幹部や首脳には寝耳に水だったようなりが、野崎勝義球団社長は「ぜいたくな戦力になっていれば、ぜひチャレンジしてもらいたい」、岡田監督は「ええと思うよ。FAの権利も残ってるわけだから」と、意外(?)にも、アッサリと見送る方針の様子なり(笑)。暖かいんだか、冷たいんだか。

確かに、藪投手の評価はファンの間でも賛否両論。時に驚くような素晴らしいピッチングを披露したかと思えば、ボロボロのピッチングを見せる。そんなことの繰り返しで、阪神のエースなんだけど、頼り切れない、安心感の抱けないエースという評価がひとつ。もうひとつの評価は、暗黒時代の阪神にいなければ、もっと勝ち星を重ねて大投手になっていた、という評価。後者は「たられば」の話なのであまり意味がない評価のような気もするなりが、それだけ持っている素質は超一級品と評価している人が多いなりね。まあコ○助的な評価は、どちらかと言うと前者のほうなりが(笑)。

デイリースポーツによると、藪投手のFA権行使についてはメジャーも動向を掴んでいるようで、すでにパドレス、エンゼルス、ドジャース、マリナーズ、レンジャーズ、アスレチックスなどが獲得に関心を寄せているというなり。そしてデイリースポーツの独自取材により、藪投手に対する評価は「特A級」であることが判明したのだとか。その上に「S級」とかあるかもしれないので、いったいどの程度の評価なのかイマイチ分からないなりが、それでも決して低い評価をされているわけではない、ということだけは分かるなりね。

メジャーに渡った野茂英雄投手や長谷川滋利投手らのベテランを見れば、年齢的なことはさほど心配はしなくても良さそう。移籍するからには頑張って結果を残して欲しいなりよね。まあ、まだ本当にFA権を行使すると決まったわけでもないので、その時が来たらまた触れることにするなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.