ガンバ大阪の稲本潤一選手、プレミアリーグ復帰へ。

2004/08/30 21:31 Written by コ○助

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7月末にレンタル移籍先のプレミアリーグ・フルハムと、保有権を持つガンバ大阪との間で、完全移籍交渉が決裂。現在、稲本選手は今年6月の日本代表英国遠征のイングランド戦で骨折(右足首上部、全治3か月)のリハビリをしながら、とりあえずガンバ大阪に復帰し、ヨーロッパでの移籍先を探していたなりね。けがが重傷だったこともあってなかなかオファーを取り付けることができずにいたようなりが、ヨーロッパの移籍市場が閉鎖する8月31日を目前にして、プレミアリーグのクラブから正式なオファーが届いたようなり。31日に正式発表される見込みなので、まだ細かい契約金や移籍形態、移籍金、年俸などについては不明。

稲本選手にオファーを出したのは、今季からプレミアリーグに昇格したウェストブロミッチ。日本ではあまり聞き慣れないクラブなりが、創立は1879年の古豪クラブ。1920年にリーグ制覇も成し遂げているというなり。今季は4試合を終えて3分け1敗の14位と出遅れているなりが、元ナイジェリア代表FWのカヌ選手も所属するなど、戦力的には悪いクラブでは無いようなりね。稲本選手に関しては、ウェストブロミッチのギャリー・メグソン監督がフルハム時代のプレーを見て興味を持っていたようで、移籍期限の最後の最後に監督の一押しで獲得が決まったようなり。

今回の移籍で稲本選手はプレミアリーグだけで3クラブ目となるなりね。アーセナル→フルハム→ウェストブロミッチと徐々に弱小クラブへと移籍しているなりが、それでも出場もままならない中で、ちゃんと次の移籍先が決まるのはすごいこと。フルハムでも出場機会に恵まれずに苦しんでいたなりが、ウェストブロミッチでは以前の2クラブよりは出場することができそうだし、稲本選手にとっても良い環境かもしれないなりね。

稲本選手はまだけがが治っていないので、実際にプレーできるようになるのは、早くても10月上旬頃。ギャリー・メグソン監督もけがの具合については「故障に関する懸念はある」と認めているものの、それでもなお獲得に踏み切ったことを考えれば期待は大きいはず。ウェストブロミッチは稲本選手が今度こそ本当に活躍できる場になると、期待してデビューを待ちたいなりね。

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