井川遥、異色の役どころで大変身。

2004/08/29 05:21 Written by コ○助

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最近変わった、変わったと大評判の井川遥。東京電力の光ファイバーサービス「TEPCOひかり」のCMでは作業服姿にヒゲを付けて登場し、制作発表の時から大きな話題を呼んだなりよね。またこれが似合っているのが笑えるなりが、ほかにも日本テレビ系「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」、同じく日本テレビ系の「アフリカのツメ」といったドラマでほかの役者とはひと味もふた味も違う存在感を発揮。もうかつての「癒し系女優」の面影は、すっかり無くなってしまったなり。

そういった個性的な役柄をこなすことで、最近ようやく井川遥の評価が上昇機運に乗ってきたなりが、昨年の夏に放送されていた日本テレビ系ドラマ「ぼくの魔法使い」を見た人にしてみれば、井川遥の変身ぶりについて今さら驚くようなことでは無いなりよね。放送当時は低視聴率だったにも関わらず、今なおカルト的な人気を誇る官藤官九郎脚本のドラマ「ぼくの魔法使い」。このドラマにはそのままズバリ「井川遥」役で出演し、超個性派俳優の阿部サダヲの彼女として、それまでの「癒し系女優」のイメージとはかなり異なるキャラクターを演じていたなり。分かる人にしか分からないなりが、今でもコ○助は「意外と井川です!」のフレーズが頭から離れないなりよ(笑)。

CMをメインに活動し、「癒し系女優」として絶頂期を迎えていた2002年頃の井川遥には、コ○助はあまり興味が無かったなりね。「まあ綺麗な人だな」くらいは思っていたなりが、CM以外ではほとんど見る機会も無かったし。それまでもいくつかドラマには出演していたなりが、「癒し系女優」の雰囲気を大切にしていたせいもあって、特に演技が上手いとも思わない、普通の女優のように感じていたなりね。ところが、そのイメージが「ぼくの魔法使い」でガラッと、まさにガラッと変わったなりよ。「あぁ、この人はこんなに面白い人だったのか」、と。

今年になって、何かのバラエティー番組に出演していた井川遥を見たなりが、その番組ではまだブレイクする前に事務所内での発表会のようなものの映像が流れていたなり。そこには変な格好でコミカルな動きを見せる井川遥の姿があったなりよ。井川遥は変わったのではない。「癒し系女優」という、本人にとっては不本意なキャラクターを演じた不遇の時代を経て、ようやく本来の姿を取り戻したのだ。そんなことを、昔の井川遥が訴えかけているような気がしたなり。

「癒し系女優」のフレーズが使われなくなった頃から、一時井川遥の露出も減り気味だったなりが、独特のキャラクターを打ち立てたことで最近はまた露出がアップ。振り返ってみると、日本テレビ系の番組に起用され続け、さまざまな役にチャレンジできたことを考えると、井川遥を復活させた功績は日本テレビにあると言えるかもしれないなりね。そして本来の井川遥の姿を引き出した官藤官九郎の眼力も忘れてはならないなり。

再び浮上し始めた井川遥が演じる役は、いったいどのようなものになるのか。今後も注目して下さいませ。

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