アッカ、約34万件の個人情報漏洩を確認。

2004/08/26 16:44 Written by コ○助

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今年3月に朝日新聞の記者から顧客情報が持ち込まれ、201名分の顧客情報の漏洩が発覚したADSL事業者のアッカ・ネットワークス。「最大で30万人の顧客情報が漏洩」と報じられたものの、3月時点での記者会見では「どの程度の流出があったのか判明していない」との理由で、「201名分を確認」と言うに止まっていたなりね。その後、社内で継続して調査を行った結果、339,177名分の顧客情報が漏洩していたことを確認。経営陣出席のもと謝罪会見が行われたなり。

漏洩した個人情報は、氏名、郵便番号、住所、電話番号、申し込み時の連絡用メールアドレスの5点で、該当するプロバイダはOCN、@nifty、DION、BIGLOBE、ASAHIネット、So-net、フリービットとその提携ISP、TikiTikiインターネット、hi-ho。アッカはADSL回線をプロバイダにホールセールする業態のため直接クレジットカード番号などの信用情報を保持していなかったのは不幸中の幸いなりが、提携プロバイダが多いことから、その被害は広範に広がっているなりね。特に、プロバイダで使用しているメールアドレスが流出している可能性が高いため、スパムメールの増加など、今後少なからず影響が出てくる可能性は否定はできなそうなり。

アッカの会員数は約110万人とされており、今回流出した個人情報は全体の3分の1程度。コ○助は以前アッカの回線を@nifty経由で利用してたなりが、今はYahoo! BBなので安心(※安心ではない)……と思っていたら。今回発表された約34万件の個人情報の中には、すでに解約しているユーザー約65,000名分も含まれているというなり。ぐわ! Yahoo! BBの顧客情報漏洩では難を逃れたコ○助だったなりが、アッカから個人情報が漏れている可能性が……。と、いうわけでアッカが開設した「個人情報漏洩確認サイト」で漏洩しているかどうかを早速確認。すると「ご入力いただいた情報は、流出が確認された顧客情報と合致いたしませんでした」との結果が出て、ホッと一安心なりよ。二度のADSL事業者からの個人情報漏洩危機を無事乗り切ることができたようなり。

ADSL事業者に限らず、最近は多くの個人情報漏洩の話題が巷を騒がしているため、「漏洩が前提だと思う覚悟も必要」なんて論調も見受けられるなりが、根本的に漏洩なんてことは絶対にあってはならないこと。アッカに限らず、ほかの事業者も同じような漏洩が起きないよう、万全の対策を取って欲しいなりね。

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