ボーダフォンのデータ通信カード「VC701SI」を試す。

2004/08/24 05:43 Written by コ○助

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ノートパソコンやPDAでデータ通信をする際に、現在最もユーザーが多いのはDDIポケットやNTTドコモのPHSを使ったデータ通信サービス。速度的には最高でDDIポケットの128kbpsと満足のいくレベルとは言い難いなりが、出先でのデータ通信手段と割り切れば、コストパフォーマンス的にも十二分に実用的なものなりよね。コ○助もかれこれDDIポケットのデータカードを長いこと使っているなりが、速度が速いに越したことは無いものの、まあこういうものだと思って使えばさほど不満は無い感じ。コ○助の場合、家にいる時には全くデータ通信カードは使わないし、日々モバイルしているわけではないので、そこまでの速度が必要ないだけとも言えるなりが。

コ○助がDDIポケットのデータ通信カードを初めて手にしたのは、もうかれこれ8年くらい前のことになるなり。当時はデータ通信をするための実用的な選択肢はPHSくらいしか無かったなりが、第三世代携帯電話も始まっている今は、並べてみると結構選択肢はあるなりよね。ただ、パケット課金が主流の第三世代携帯電話のデータ通信カードは、通信費のことを考えるとなかなか手を出しにくいもの。auの「ダブル定額」、NTTドコモの「パケ・ホーダイ」といったパケット定額サービスが、ノートパソコンやPDAに繋いで通信した場合にも利用できればグッとモバイルユーザーの心を掴むこと間違いなしなりが、キャリア側はそういったサービスを提供する予定がない様子。速度は遅いものの、定額で利用できるPHS。速度は速いものの、料金が気になる第三世代携帯電話。比べたときに、多くのモバイルユーザーの心はPHSに揺れるのは至極当然といえるなり。

とはいえ、本当に第三世代携帯電話のデータ通信サービスが高いのか、という点は気になるところ。ユーザー数が少ないだけに、周囲にもユーザーが皆無のため、実際にどの程度のコストがかかり、どの程度の使い勝手なのかが分かりにくいもの。ひょっとしたらコ○助のような、たまにしかモバイルしないのにPHSの契約をしているような人は、第三世代携帯電話のデータ通信サービスのほうが安い、なんてこともあるかもしれないなり。そんなコ○助にピッタリのレビュー記事がITmediaに出ていたなりね。レビューしているのはボーダフォンのCFタイプのデータ通信カード「VC701SI」。パケット通信時で受信最大384Kbps、回線交換時で送受信最大64Kbpsの通信速度が出る端末なり。

「便利なのは、ユーティリティを利用すると一切の設定をせずにインターネット接続できることだ。ボーダフォンは『アクセスインターネット』と呼ぶISPサービスも提供しており、ユーティリティにはこの『アクセスインターネット』を利用してのインターネット接続が設定済み」
「設定不要、追加料金不要でインターネット接続が可能になっている」
「(付属のユーティリティは)切断時には通信料金と共に、無料通信分の残額も表示」
「(都市部での電波状況は)少なくともインターネットに接続できないという場所はほとんどなかった」
「利用エリアも速度も大きな不満なし、完全定額より快適さ優先ならお薦め」
「『データバリューパックスーパー』(月額9,010円)の無料通信分のデータ送受信量約244Mバイトは、毎日ヘビーにモバイルでインターネットを利用するといった人を除けばかなり使いでがあるはず」

ボーダフォンは月額4,930円の「データバリューパックレギュラー」という料金コースも用意しているなりが、案外コ○助なんかはこれくらいのプランで十分なのかも。NTTドコモやauに比べるとリーズナブルな価格設定だし、何よりも受信最大384Kbpsという速度は魅力的なりよね。コ○助は無駄にDDIポケットの回線を何本も持っているので、一本くらい解約して、このボーダフォンの「VC701SI」に乗り換えてみるのもアリなりねぇ。

第三世代携帯電話のデータ通信サービスが気になっている人は、ぜひチェックしてみてくださいなり。

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