NTTドコモ、第3世代携帯端末を米モトローラから調達。

2004/08/22 19:06 Written by コ○助

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第3世代携帯電話で依然としてauに大きく水を空けられていることから、今年後半からFOMAの廉価版ともいえる安価な端末のラインナップを拡充していこうとしているNTTドコモなりが、その端末の調達先を国内のメーカーに限らず、海外のメーカーから調達することが検討されているなりよね。すでにFOMAに新規参入することが明らかになっているのはノキアやサムスン。ともに「年内参入」と報道され、着々と準備が進められていることがうかがえるなり。

そして今回名前が挙がったのはモトローラ。ノキア、サムスンと共に世界の端末出荷台数の3強であるモトローラなりが、これまで世界3強の端末が日本では容易に手に入らなかったことを考えたら、NTTドコモに一堂に会するのはもの凄く魅力的なこと。従来から人気のNECやパナソニックの端末と共に、NTTドコモの端末ラインナップの魅力がグッと上がるのは間違いないなりね。auユーザーのコ○助としても、この強力な3つのメーカーが揃ったら、NTTドコモに浮気してしまいそうな……。

日経新聞の報道によると、モトローラがNTTドコモ向けに供給する端末の第一弾はスマートフォンになる模様なり。「今回調達する端末は携帯情報端末(PDA)に似たデザインと機能を備える最新機種で現行の約2倍の大きさの液晶を搭載する。ボタンはなく、タッチパネル式の液晶で電話番号を押す仕組み」とあるので、単純に液晶サイズが倍なら4〜4.6インチ程度と、まさにPDAサイズになるはず。サイズは許容できたとしても、気になるのは日本では携帯でメールをする文化がすでに出来上がってしまっているので、タッチパネル式の液晶でキーが無いデザインの端末だとしたら、日本ではちょっとウケが悪いかもしれないなりね。手書き認識や、ソフトウェアキーボードをタッチして入力するには限界があるので、メールを頻繁に扱うであろう日本のユーザーには受け入れられないかも。あとは価格がどの程度になるか、ということなりが、この点はNTTドコモからの販売奨励金に期待したいものなり。

この手の製品が日本で売れるにはいろいろな課題が有りそうなりが、かつて芽は出たものの、決して花開くことが無かった日本のスマートフォン文化が、再び芽を出すきっかけになるような製品になると良いなりねぇ。と、いうのはあまりに期待しすぎかもしれないなりが(笑)。ノキア、サムスン、モトローラ。この3社にまだFOMA端末を供給していないソニー・エリクソンが参戦したら、FOMAの魅力はグッと増してくることになりそうなりね。今年後半からの新端末の動向から目が離せないなり。

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