映画「LOVERS」に出演のアンディ・ラウインタビュー。

2004/08/22 13:23 Written by コ○助

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アンディ・ラウの日本での一般知名度がグッと上がったのは、2002年にトニー・レオンとの共演で話題となった「インファナル・アフェア」あたりからだと思うなり。この作品は興行的にもかなり好成績を残し、香港映画に興味を持つ、特に若い女性を増やしたなりよね。この作品が好きだという人に、「アンディとトニー、どっちが好き?」と聞くとだいたい「トニー!」という声が返ってくるものなりが(笑)。まあトニー・レオンはほかの作品でも日本ではおなじみの役者だし、コ○助も好きな役者なのでこの傾向には納得。

でも、今日の話題はアンディ・ラウ。コ○助がアンディ・ラウに出会ったのは結構前に遡るなり(もちろん、実際に会ったわけではない)。中学生の頃に初めて香港の地に足を踏み入れ、アジアのエンターテインメントに興味を持ったコ○助は、アジアの映画や音楽情報を伝えるマニアックな雑誌を買っては日々研究を重ねていたなりよ。その中に、映画スターではなく、歌手として紹介されていたのがアンディ・ラウだったなりね。なので、最初の出会いは雑誌の中にいる、アイドルブリブリのアンディ・ラウだったなり(笑)。

そのイメージから発進しているせいか、どうもコ○助の中ではアンディ・ラウのイメージがよろしくない。正確に言えば、トニー・レオンも香港ではアイドル歌手という側面もあったので、アンディ・ラウと同じような道を歩んできてはいるなりが、幸いにもコ○助はトニー・レオンの出演する映画をかなり観る機会に恵まれて来たので、今ではすっかり「素晴らしい俳優」というイメージが完成されているなりよ。反対にアンディ・ラウの出演作は王家衛監督の「いますぐ抱きしめたい」と、出世作の「ゴッドギャンブラー」シリーズくらいしか「面白い」と思えた作品がなく、また、駄作と言われる作品にも結構出演しているので、どうしても歌手兼業のB級俳優というイメージで固まってしまっているなりね。あくまでもコ○助のイメージなので世間的な認識とは若干異なるとは思うなりが……。

そんなアンディ・ラウなので、実は「LOVERS」への出演を知ったとき、張芸謀監督らしからぬキャスティングだ、と正直驚いたものなりよ。まあ金城武もしかりなりが(笑)。でも、まあアンディ・ラウは「インファナル・アフェア」の成功もあるなりからね。最近は年齢を重ねて良い演技をするようになってきたようだし、「LOVERS」の中の表情も結構良さそうなので、昔のイメージを引きずりながら観るのは間違っているかもしれないなり。そろそろ認識を改めないといけなそうなりね。

「88年から9年間に100本くらい出たんだ。自分でも多いなと思うよ。良い作品、そうでない作品、どんなものも引き受けて出演したから、笑われたこともあったんだ」
「当時は次から次へと、仕事のために仕事をしている感じで、あんなにたくさん映画に出ていたのに、実は楽しくなかった。仕事があるだけありがたかったけど」
「(張芸謀)監督から声を掛けてもらって、悩む理由なんてなかったよ。断ったら次のチャンスがあるかどうか分からないからね。10年以上前から監督の映画に出ることは夢だったし」
「これからは(ハリウッド映画などに対する)アジア映画というジャンルで、1つの映画ができるところまでできたらいいな。韓国も中国も日本も、全部が協力してね」

ファンの人はぜひぜひ。

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